☆毎日更新中
昨日
は、
早朝に登山者のカウント調査(登山者数を数える調査)をやっていたら、
またしてもアクシデントが起こった
というところまでお話ししました。
私がイスに座っていたところ、
中年の男性登山客の方が急に駆け寄ってきて、
ここから5分くらい下ったところで、動けなくなったおばあさんがいる
というのです。
市のバイトのお兄さん方は熟睡中だったので、
とりあえず一人で現場に行ってみることに。
するとそこには、
ひざのあたりがポッキリと折れた、
70~80歳くらいのおばあさんが座っていたのです。
骨が折れていることは、すぐにわかりました。
「大変だ!みんなを呼んでこないと!」
と思ってセンターに戻ろうとした次の瞬間、
恐ろしいことが起こったのです。
なんと、
おばあさんの目が裏返り、
泡を噴いて倒れてしまったのです。
私を呼びに来てくれた登山客の方が、
「おばあちゃん!?」
と叫びます。
私も、
「これはやばい!!」
と思い、
ダッシュで安全指導センターまで駆け上がり、みんなを起こします。
そして、
タンカを担いで、すぐに現場へ。
幸いにも、
おばあさんは意識を取り戻していました。
「良かった・・・」
おばあさんをタンカに乗せ、
5分ほど離れたセンターへ運びます。
あとは車で下界の病院へ。
ほっとして、すっかり気が抜けてしまった私。
「これからまた一日仕事か・・・」
前日の疲れは全く抜けておらず、
重い体をひきずりながら、
上を目指して登っていくのでした。
これでも、
まだバイト2日目。
これから先、
さらにいろんなことが起こることになります。
続きは明日 です。
※これは13年前の話であり、現在の安全指導センターや富士山レンジャーとは運営主体も業務も異なり、何の関係もありません。
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