グランメゾン東京 感想 倉本航平
今回、私が扱うドラマはTBS系の日曜劇場
『グランメゾン東京』1話である。
このドラマの感想を書きたいと
思った理由は3つある。
1つ目は日曜劇場らしいストーリーである。
かつてはフランスの有名なレストランで
シェフだった木村拓哉演じる尾花夏樹だったが、ある失敗により一気に転落する。
そこから尾花は自分の店を開き、
町のフレンチが超有名店とミシュランの
星の取り合いを挑むというストーリー。
今まで日曜劇場で描かれてきた
作品と似通った部分を感じる
王道のお仕事ドラマという感じである。
大手企業と中小企業との戦いを描いた
『陸王』や『下町ロケット』のような
弱いものが巨大な敵に立ち向かう
ジャイアントキリングのような
ストーリー展開はべただが、
いつの時代も日本人に愛されてきた。
ここからの逆襲的展開には目が離せないだろう。
2つ目は木村拓哉演じる尾花夏樹という
魅力的な人間臭さだ。
性格はごう慢で自分勝手。
他人の意見は一切受け入れない性格であり、
人付き合いも不器用で周囲から
勘違いされることも多くある尾花。
しかし、料理への気持は強く、ともに働く仲間への感謝とリスペクトは必ず忘れない。
キムタクが演じるからこその
クールさと熱さの両立。
キムタクにはぴったりの役で見ていて
理解しやすいものになっている。
3つ目は料理と空間の美しさである。
料理のシーンは手元の寄りが多く、
食材の輝きや調理工程の手際の良さなど
逃げのない感じがしている。
完成した料理も今まで見たこともない料理ばかりであり、まるで芸術品を見ているようだった。
フランス料理は宮廷料理ゆえに
見た目の派手さや調理法の斬新さなどに
目が向けられるが、今回の映像では
その魅力が十二分に発揮されている。
1話では仲間を集め、ついに尾花が
復活への第一歩を歩み始めた。
ここからの展開も非常に楽しみなドラマである。