いまのようにTMCで働く何年か前のこと。
とあるピソ雀にてのできごと。
オーラス私はトップ目。
上家がオーラスの親で7900点差の二着目。
下家と対面はラスを争っている。
さばけそうな手も入らなかった私は当然、
下家にアシストする。
ドラ
早い段階で二つ鳴かせられたのであとはよろしくーって感じで降り。
赤とドラが合わせて2枚しか場に出ていないので、
うっかり8000点とかになってると危ないので差さず。
結果は親と下家の2件テンパイでの流局。
すると、下家はよく見ると40歳くらいの人だろうか。
某団体のプロだというその下家がこう言うのである。
「何点だと思ってんの?高く見えるの?差し込んでくれれば終わりでしょうよ。」
「二つも鳴かしたじゃないすか。それに8000かもしれないじゃないすか。」
「いやいや、最後までかっちりやらないと親にまくられるでしょ」
なーんて偉そうに言うので、
腹が立って続行したオーラスで当たり牌見逃して、
その人から当たろうと思ったのだが、
(ラスッたところで2000ぜにくらいしか変わらないのでふところ的にはそんなに痛くないかもしれませんが)
出てこず流局してそのときは無事トップ。
あまりに腹がたったので、某団体のホームページで名前を調べるとCリーグであった。
我ながら粘着質ですね!
このときだけですからね!
そのときのできごとを強烈に覚えていて、
当時天鳳七段だった僕は天狗になっていて、
(七段程度では今でこそ当たり前のようにたくさんいますが)
「プロったってCリーガー程度じゃドラの枚数も数えられないのかよ。」
なんてプロという人たちへの拒否反応まで発症したのですが、
TMCで働くようになってそのときの打牌批判野郎とは団体は同じ方も違う方もいらっしゃったりしますが、
ゲストプロの方々とか、
プロのお客様とかと実際打ったりお話をさせていただいているうちに、
”仕掛けとか動きの信頼性”
みたいな概念を持ってることに気づいたんですよね。
「この人がこう動いたから高い手になってるってことだろう」
とか
「今はさばきに行ってるってことだな、ならば安いってことだな」
とか、
そういう阿吽の呼吸というか、
暗黙の会話というか、
そういうのがあるっぽいということに気づいたのです!
瀬戸熊プロや村上プロがドラのダブ東切りました、
なんてったらもうみんな逃げる準備は良い?みたいな感じになる、
みたいな信頼感とでもいいましょうか。
だからそのときの打牌批判野郎も、
「安くしとくから差してねー、僕もラス回避、君もトップ維持。WIN-WINだよねー」
ってメッセージをがんばって送ってくれていたのかもしれない、
ということに気付きました。
対して僕はフリーで黙々と一人で打つばっかりだったので、
「信頼」なんて概念はゼロ。
「安いフリして赤3じゃねーの」
「ピンズでぴくついたふりして他の色じゃねーの」
「最初に3切って2-5待ちなんじゃねーの」
「降りてるフリして張ってるんじゃねーの」
「手バラからドラ切って張ってるブラフじゃねーの」
など、
だまくらかし合い、化かし合い、足の引っ張り合い、
としてしか麻雀を見てこなかったので、
今思えば、
打牌批判野郎を信じて差し込めば良かったかなーって思います。
まあそれで偶然8000点で2着だったとしてもそれはそれで、
って感じで。
打牌批判野郎!あのときはごめんなさい!
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