今日、11月11日は「介護の日」。
国がパブリックコメントを募集し、
最も支持が多かった11月11日を
「介護の日」とすることに。。。
平成20年7月27日の「福祉人材フォーラム」において、
厚生労働大臣より発表されました。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」
「いい日、いい日」にかけた覚えやすく、
親しみやすい語呂合わせとなりました。
西東京市でも、「介護の日」を中心に、
介護の意義や重要性についての
周知・啓発活動を続け、今年で5回目を迎えました。
特に心に残ったのは、西東京在住の小川幾多郎さん(俳優)が
アルツハイマー型認知症のお母様(現在103歳)との生活を
ギターの弾き語りを交え語ってくださった
「母とぼくの介護の日々」。。。
お母様が発症したのは84歳、幾多郎さんはその時55歳。。。
徐々に進行していく認知症状と付随して起こる数多のエピソード。。。
ご自身の苦悩や葛藤が、やがて母への感謝へと昇華していく。。。
20年になろうとする在宅介護生活を、淡々と語られる姿と
垣間見えるお人柄に頭が下がりました。
最後は、丸山市長も駆けつけ、お二人の在宅介護を支える事業者のみなさんと
会場の参加者・スタッフ全員で「花は咲く」の大合唱。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」
をそのまま体現した、素晴らしいイベントとなりました。
社会保障の中でも、介護保険制度は
定期的に見直されていますが、
今後は大きな制度の見直しが始まる兆しもあります。
私にとっては、介護が必要な人、そして支える家族の幸福のために
制度がある事を肝に銘じ、課題に取り組まねばと
決意させていただいた「介護の日」となりました。
運営に当たったスタッフのみなさま、
ありがとうございました。
では、また。