本日は休市開けにもかかわらず、
小型のマグロばかり。
写真でおわかりでしょうが、漁場は韓国。
今季、初入荷です。
漁法は、全て巻き網。
一網に大量に入る、この漁法。
処理が追い付かず、様々な欠点もあります。
焼け・身割れ・シミ等々。
シミとは、マグロ同士や船などにぶつかり内出血したものを言います。
写真が無いので、そのお話は次の機会にまた詳しく!
事故品が多いので、仲買人は敬遠しがち。
ですが、私は嫌いではありません。
シットリとした身質は、私好みなんです。
写真ではわかりずらいでしょうが、
このマグロ30キロしかないんです。
脂の乗りも、及第点。
今回私が競り落としたマグロは、事故はありませんでした。
ですが下付け(検品)の際、
皮目がゆるく身割れしそうなマグロもたくさんありました。
本日の韓国のマグロは、30キロ前後と小さいものでした。
明日は、もう少し大きいものも混じっているようです。
皆さんもご存じの通り、
資源確保の観点から巻き網という漁法は問題になっています。
幼魚までも一網打尽にしてしまう、この漁法。
各地規制は厳しくなっていますが、
まだまだ問題点はたくさんあります。
等と考えながら、競りに臨みました。
入荷の無い時期に、
競り場を賑わしてくれるのはありがたいのも事実。
マグロ仲買人として色々考えさせられる、
そんな一日でした!