初めての中国から無事に帰国しました。
約30年ぶりの体験です。
全く言葉が分からないのに、周りは中国人だけ。
ガイド兼通訳の中国出身の女性がトイレに行くだけで、
誰も話しかけないで!状態です。
久しぶりに、良い経験でした。
行って良かったと思います。
俺の頭の中のフレームが崩壊するくらい、中国の人たちの発想は自由です、いや、まるで無政府状態です。
何が基準なのか、どんなルールで動いているのか、今のところ分かりません。
深センと蘇州に行きましたが、中国は社会主義のはずなのに、アメリカより貧富の格差が酷くて、弱者に対して残酷な印象を持ちました。
社会主義に対する勝手なイメージがあるからかもしれません。
すべては人民のために!じゃないのかよ。嘘つき!みたいな。
郊外では猛烈な住宅建設、街中は再開発のビジネスビル建設と建設ラッシュで、内需が本当に回っているのか、政策レベルなのか分かりませんが、凄い勢いを感じました。
日本人に対する反感や成金自信からの上から目線や日本政府の右翼化発言に対する反感などで、何をされるか分からない不安があったのですが、数回食事をするうちに中国の方から良い話が聞けるようになりました。
「政府には政府の立場があり、また、政府にしかできないことがある。私達市民には政府のような力はないけれども、市民レベルで交流を深めれば良いと思います。私達は経済的に豊かになっていくことだけで精一杯だし、市民レベルで豊かさを共有していくことが大切です。政府は政府、私達は私達、これからは友達です。」
中国に行って良かった。