除染事業には、いろんな区分けがあるんだろうけれど、
今回は農地除染の用水路除染をやっている。
チーズは何処へ消えた?
税金は何処へ消えた?
日給10000円で、寮費月25000円、食費朝晩2食一日1000円が給料から天引きされる。
三次請けの多角化事業の一環のような人材派遣(除染作業員送り)で、朝4時半に起きて、高速道路を使いながら作業現場まで片道約二時間強のバス通勤して作業し、寮に帰宅するのは8時前の週六日労働。
地獄の特訓みたいな生活をしています。
18から69歳まで墨の入った人たちと一緒です。
すごい環境ですね。
蛇にピアスや抗争(ごろつき)を読んでいて良かったと思います。
除染プロジェクトは、元請けの大企業が関わる必要がどれ程あるのか疑問です。
元請けの仕事は、役所と住民と下請け企業対応の事務管理、下請けの仕事は三次請けの現場管理監督、三次請けは作業員の人員作業管理。
どんくらいピンはねしとんじゃ。
今回は2割と聞いている。
住宅除染では、証拠写真用の作業前、作業後モニタリングの作業黒板には線量が書いてあったが、今回はまだ見ていない。土木事業と勘違いしているのだろうか。
作業の遅れから、下請けが作業が終わって無いにも関わらず、作業終了モニタリング写真を撮ったことが元請けに見つかって怒鳴られたという、おまけ付き。
あいかわらず、丸三年経っても素人仕事だと言うのが分かります。
だからこそ、除染プロジェクトは、プロホーザルでアイデア、コンセプト、コミットメントなど事業の設計思想のしっかりしたファブレス新興会社からプロジェクト案を募集し、汚染廃棄物処理のプラントは外注または委託できる役所のお墨付きを与えて、全く今までの既得権のある業界大手や業界の構造を引きずらない新事業にすべきだ、と思うのです。
建物を建てるような、高度な設計技術、高度な器械など必要がない訳ですから。
美しい国を取り戻す!
と同じように、
うつくしまと言われる美しい福島を取り戻す除染プロジェクト。
国家の将来を担う新興の除染専門企業が生まれ、今後広がる原発設置国の安全対策や事故った時の事故処理事業への参入など、ゼロからやり直せる新しい市場に育ててほしいと思います。
元請けの定年後再雇用の受け皿事業(事務管理)、下請けのピンはね事業(現場管理監督)、三次請けの多角化の一環の除染作業員派遣事業(貧困ビジネス)。
まともな企業があって、まともな事業がある。
それを生み出すのは一つの餌をバラバラに分配するのではなく、地区別のような小さな同じ事業にし、競争させ、効果や成果を比較検証でき、その優秀なノウハウの蓄積と共有ができる、開かれた自由で公平公正な市場環境をつくることだと思います。
たとえば、
グーグルが除染事業に参入する。
大歓迎です。