見 せ る
藤沢メダカを通して、身近な自然に関心を持ち、見守り、見直す目的と、子どもたちに見せ、親しんでもらいたいという願いで、小・中・養護学校に約1000匹を配布。
現在は水槽で、プランターで、PETボトルで、そして手作りの池でと様々な形で子どもたちの目に触れている。
現在は水槽で、プランターで、PETボトルで、そして手作りの池でと様々な形で子どもたちの目に触れている。
育 て る
会では、「育てる」技術向上のため、各校のメダカの飼育状況について情報交換をしている。
また、県立内水面試験場・県立教育センター・藤沢市教育文化センターのご指導のもと、よりよい飼育方法についての情報提供を行っている。
また、県立内水面試験場・県立教育センター・藤沢市教育文化センターのご指導のもと、よりよい飼育方法についての情報提供を行っている。
ふ や す
教育の現場では、藤沢メダカを実際に飼育し、「ふやす」ことを通して「生命の誕生や成長と尊重」を学ぶことができ、理科教育・環境教育・情操教育等の学習教材としての活用も期待できる。
さらに、学校だけでなく、市民の協力を得て、藤沢メダカの里親として「ふやす」ことへの参加を目指している。
さらに、学校だけでなく、市民の協力を得て、藤沢メダカの里親として「ふやす」ことへの参加を目指している。
教材としてのメダカの特徴
1.可愛く、誰からも愛される
2.安価で、入手が容易
3.丈夫であり、せまい場所での飼育が可能
4.産卵時期が長く、調節が可能
5.外見での雌雄の判別が可能
6.卵が大きく、発生の期間が適当で、観察が容易
7.成長が早い
8.在来種であり、実験材料として伝統がある
理科教育の教材として
2.安価で、入手が容易
3.丈夫であり、せまい場所での飼育が可能
4.産卵時期が長く、調節が可能
5.外見での雌雄の判別が可能
6.卵が大きく、発生の期間が適当で、観察が容易
7.成長が早い
8.在来種であり、実験材料として伝統がある
理科教育の教材として
1.小型で飼いやすく、卵が大きく繁殖しやすい。
A.発生の教材
B.遺伝の教材
B.遺伝の教材
◾プランターを飼育容器とし、ヒーターと蛍光灯を組み合わせる飼育装置により、メダカは常時採卵することができる。
◾オスメダカを隔離することにより配偶行動の開始時刻を調節し、発生初期の胚を得ることができる。
◾メダカの白色素胞はクリプトン球付きの懐中電灯とルーペを組み合わせた簡単な照明装置で観察が可能である。
◾生徒の実験に適したメダカの遺伝形質は黒色素胞と白色素胞であり、5日目以降の胚を観察することで確認できる。
◾多重劣性メダカと野生メダカを交配し、黒色素胞と白色素胞の発現を表現型とすることで、メンデルの遺伝法則を確認することができる。
◾自然状態でも4~5月に交配を行い、夏の間にF1を育てることにより、9月上旬にはF2を用いて遺伝法則を確認することができる。
◾オスメダカを隔離することにより配偶行動の開始時刻を調節し、発生初期の胚を得ることができる。
◾メダカの白色素胞はクリプトン球付きの懐中電灯とルーペを組み合わせた簡単な照明装置で観察が可能である。
◾生徒の実験に適したメダカの遺伝形質は黒色素胞と白色素胞であり、5日目以降の胚を観察することで確認できる。
◾多重劣性メダカと野生メダカを交配し、黒色素胞と白色素胞の発現を表現型とすることで、メンデルの遺伝法則を確認することができる。
◾自然状態でも4~5月に交配を行い、夏の間にF1を育てることにより、9月上旬にはF2を用いて遺伝法則を確認することができる。
2.水系ごとに変異が見られる
A.分類の教材
B.生態の教材
B.生態の教材
環境教育の教材として
地球規模での環境問題、そして自分たちの住んでいる地域の環境の変化を、子どもたちは自分との関わりで捉えようとしています。
特に、学校完全5日制の導入に伴い、それに対応する教育課程が審議されていますが、改訂の柱に環境教育・情報教育・国際教育・福祉教育等が挙げられています。
特に子どもに生きる力を育てることを目指し、社会の変化、要請に対応した学習活動として提言されてい る総合的な学習での学習内容や活動で、環境教育は重要な位置を占めると予測されます。
21世紀への選択として、地球温暖化での地球の生態系破壊、日本が亜熱帯化への道を歩んでいる現在、破 壊への道か自然回復の道へのプログラムをつくるかという岐路に立たされています。
自然回復への道として、自分たちのできることから環境問題を振り返りながら、回復への働きかけをして いく子どもたちであって欲しいと願っています。
藤沢メダカは、子どもたちが環境を考えていく直接的な媒体の一つになると考えています。
境川水系の藤沢メダカ復活作戦として「境川にメダカを戻そう」を掲げていますが、その境川は昭和30年代の前半まで、清流に棲むウグイやアユが泳ぐ川だったそうです。
特に、学校完全5日制の導入に伴い、それに対応する教育課程が審議されていますが、改訂の柱に環境教育・情報教育・国際教育・福祉教育等が挙げられています。
特に子どもに生きる力を育てることを目指し、社会の変化、要請に対応した学習活動として提言されてい る総合的な学習での学習内容や活動で、環境教育は重要な位置を占めると予測されます。
21世紀への選択として、地球温暖化での地球の生態系破壊、日本が亜熱帯化への道を歩んでいる現在、破 壊への道か自然回復の道へのプログラムをつくるかという岐路に立たされています。
自然回復への道として、自分たちのできることから環境問題を振り返りながら、回復への働きかけをして いく子どもたちであって欲しいと願っています。
藤沢メダカは、子どもたちが環境を考えていく直接的な媒体の一つになると考えています。
境川水系の藤沢メダカ復活作戦として「境川にメダカを戻そう」を掲げていますが、その境川は昭和30年代の前半まで、清流に棲むウグイやアユが泳ぐ川だったそうです。
土手から川を覗くと、「青々とした水草が、水の流れにあわせてゆらゆらと揺れ泳いでいた。」と土地の人は言います。
当然メダカも泳いでいま した。
今では青々とした水草もなく、コンクリートの護岸の中で鯉が泳ぐ川に変貌しています。
以前は童謡の世界があちこちに見られ、今の大人はその自然を満喫して育ち、自分が自然であり、自然が自分であり、 自然の一員としての生活がありました。
都会の子どもたちに童謡の「めだかの学校」の歌詞を想像させ、理解させ、その光景を描かせることは難 しくなりました。
「めだかの学校」「赤とんぼ」「ふるさと」などは、情感たっぷりに子どもの心に溶け込み、メロディが響くものでした。
都会の子どもたちに童謡の「めだかの学校」の歌詞を想像させ、理解させ、その光景を描かせることは難 しくなりました。
「めだかの学校」「赤とんぼ」「ふるさと」などは、情感たっぷりに子どもの心に溶け込み、メロディが響くものでした。
童謡の持つ情緒的な感情を育むものでした。
しかし、このような情景を写し出した童謡は、今では環境の変化を伝えるのに最適な環境教育の詩(うた) になっているように思えて仕方ありません。
しかし、このような情景を写し出した童謡は、今では環境の変化を伝えるのに最適な環境教育の詩(うた) になっているように思えて仕方ありません。
童謡が、環境を考える素材になっています。
30年ほど前に東京のある川の近くに住んでいた子どもに接したとき、その子は川に魚がいることを知りませんでした。
30年ほど前に東京のある川の近くに住んでいた子どもに接したとき、その子は川に魚がいることを知りませんでした。
これがこの子にとっては「当たり前の川の認識」だったようです。
同じようなことが子どもたちの身の周りに氾濫し、現状理解のままで成長するとなると環境破壊は一層進むことになるでしょう。
21世紀に生きる子どもたちが、絶滅の危機にある藤沢メダカを育てることを通して、「何故減ってきたのか?」「新たな環境を創成するには何が必要か?」と環境を考え、自然回復への担い手になることを期待しています。
21世紀に生きる子どもたちが、絶滅の危機にある藤沢メダカを育てることを通して、「何故減ってきたのか?」「新たな環境を創成するには何が必要か?」と環境を考え、自然回復への担い手になることを期待しています。
人権教育の教材として
人権とは、人間が人間として固有する権利と理解しています。特に弱い立場の権利保障としての人権教育と、自由と平等を基底においた人権教育が重要な課題になっているようです。
「メダカと人権教育の関係」では、メダカも人間と同じ命ある生物として規定し、メダカを育て、ふやすことを通して人権について考えがおよぶ子どもや市民になることを期待しています。
身の回りから姿を消しつつあるメダカを考えたとき、生物が平等に持っているいきる権利が保障されなくなっています。
このような状況を踏まえ、メダカへの想いを次のように捉えながらの活動を諮っていきたいと考えています。
■環境の変化に伴って「生きる場を失ったメダカ」
人間と共生してきた自然環境条件から、現在は生存する権利が奪われつつあるメダカに想いを抱き、ふやす・育てる活動を推進します。
■絶滅が心配される危惧種としてのメダカ
産業的価値も乏しく、また生物種の中でも弱い立場にあるメダカをかけがえのない生命体(生物)として理解する子どもの育成を図ります。
環境の変化や人的な行為等によってさまざまな動植物の生命が、危ぶまれています。
「メダカと人権教育の関係」では、メダカも人間と同じ命ある生物として規定し、メダカを育て、ふやすことを通して人権について考えがおよぶ子どもや市民になることを期待しています。
身の回りから姿を消しつつあるメダカを考えたとき、生物が平等に持っているいきる権利が保障されなくなっています。
このような状況を踏まえ、メダカへの想いを次のように捉えながらの活動を諮っていきたいと考えています。
■環境の変化に伴って「生きる場を失ったメダカ」
人間と共生してきた自然環境条件から、現在は生存する権利が奪われつつあるメダカに想いを抱き、ふやす・育てる活動を推進します。
■絶滅が心配される危惧種としてのメダカ
産業的価値も乏しく、また生物種の中でも弱い立場にあるメダカをかけがえのない生命体(生物)として理解する子どもの育成を図ります。
環境の変化や人的な行為等によってさまざまな動植物の生命が、危ぶまれています。
メダカを学習材にしながら他の生物への理解の範囲を広げ、命とは何か、そして命の尊厳さを考える子どもに育ってくれればと思っています。
同じ生命体として、人間と動植物が共生しながら21世紀の地球の繁栄に貢献し、築いていく心の素地が耕されればと願っています。
また、地球上で起きている部族間の争いや少数民族の権利の保障などについてグローバルな考えや見方のできる子どもへの育ちを期待しています。
身近に起きうる「いじめは絶対に許さない」という強い心の育ちと「弱い立場にある人を積極的に助ける」 人間形成を期待します。
同じ生命体として、人間と動植物が共生しながら21世紀の地球の繁栄に貢献し、築いていく心の素地が耕されればと願っています。
また、地球上で起きている部族間の争いや少数民族の権利の保障などについてグローバルな考えや見方のできる子どもへの育ちを期待しています。
身近に起きうる「いじめは絶対に許さない」という強い心の育ちと「弱い立場にある人を積極的に助ける」 人間形成を期待します。
情操教育の教材として
メダカに「ふれる(目に)、育てる」ことを通して、感性豊かで可塑性に富む子どもたちに様々な豊かな感情が育まれることを期待しています。
それは、思いやりややさしさ等の心の育ちへの期待です。
幼児から児童への成長過程で見せるウサギや犬などの小動物への感情移入は、情操の育ちの表現そのもの のようです。
幼児から児童への成長過程で見せるウサギや犬などの小動物への感情移入は、情操の育ちの表現そのもの のようです。
子どもにとって小動物にふれたり育てることへの想いは、大人には理解しがたい感情を働かしています。
メダカにふれ、育てている子どもたちの日常的な情景に出会うとき、じっと眺めている瞳の輝きを通して、 うきうきとメダカに心を開いている子どもの感情に気づきます。
群れのいる姿やスイスイと泳ぐメダカに子どもたちはさまざまな想いを馳せ、その想いを優しさや思いやりに転換し、自分づくりしているようです。
また、子どもたちがメダカを観察し、メダカの動きにふれたり、育てる活動を体験することでの感情の揺れは、メダカに自分を同化した気持ちの表出かも知れません。
メダカにふれ、育てている子どもたちの日常的な情景に出会うとき、じっと眺めている瞳の輝きを通して、 うきうきとメダカに心を開いている子どもの感情に気づきます。
群れのいる姿やスイスイと泳ぐメダカに子どもたちはさまざまな想いを馳せ、その想いを優しさや思いやりに転換し、自分づくりしているようです。
また、子どもたちがメダカを観察し、メダカの動きにふれたり、育てる活動を体験することでの感情の揺れは、メダカに自分を同化した気持ちの表出かも知れません。
卵から幼魚に、そして成魚になっていく変化に自分の成長を照らし合わせたり、メダカが死ねば「可哀想」としょんぼりする感情は、メダカに同化した感情移入です。
育てる中で、産卵する親メダカを見ては驚きの感情が生まれたり、餌の量の気づかいや水温の調節など多くの苦労、そして突然に生じるメダカの死など、さまざまなハードルを乗り越えながら育てる努力をしてい ます。
育てる中で、産卵する親メダカを見ては驚きの感情が生まれたり、餌の量の気づかいや水温の調節など多くの苦労、そして突然に生じるメダカの死など、さまざまなハードルを乗り越えながら育てる努力をしてい ます。
毎日毎日の感情の振幅が、感情を育てていきます。
しっかりと面倒をみて、育てていくと可愛くて仕方ないものです。
藤沢メダカを育てることが、さまざまな感情を豊かにする媒体になればと思っています。
メダカを育てることは、感情等が一過性でなく、持続的に豊かな感情を生み出し、更に高揚した情操の育ちになることを期待しています。
福祉教育の教材として
しっかりと面倒をみて、育てていくと可愛くて仕方ないものです。
藤沢メダカを育てることが、さまざまな感情を豊かにする媒体になればと思っています。
メダカを育てることは、感情等が一過性でなく、持続的に豊かな感情を生み出し、更に高揚した情操の育ちになることを期待しています。
福祉教育の教材として
福祉教育とは、積極的には生命の繁栄であり、それは人間としての幸福を希求する意図的な行為であると考えています。
学校や家庭やさまざまな施設でメダカが育てられていくことを「藤沢メダカの学校をつくる会」では、メ ダカ復活作戦とともに望んでいますが、一方ではメダカを通して「生きること、幸せを感じる生き方」へのお手伝いもできるのではと思っています。
現在メダカの配付先で「生きる勇気を与えている」というような情報もあり、それを紹介し福祉教育の一端とします。
ある家庭ではベッドの横の棚に置かれている水槽にメダカが泳いでいます。
学校や家庭やさまざまな施設でメダカが育てられていくことを「藤沢メダカの学校をつくる会」では、メ ダカ復活作戦とともに望んでいますが、一方ではメダカを通して「生きること、幸せを感じる生き方」へのお手伝いもできるのではと思っています。
現在メダカの配付先で「生きる勇気を与えている」というような情報もあり、それを紹介し福祉教育の一端とします。
ある家庭ではベッドの横の棚に置かれている水槽にメダカが泳いでいます。
ご病気のお年寄りは、メダカ と心の友達になり、話しかけられたりされながら自分を勇気づけられています。
メダカが生きていることは、 自分が生きていることの証のようです。
ベッド横の棚にはメダカの前は金魚が飼われていましたが、メダカへの想いのほうが強いとのことです。
ベッド横の棚にはメダカの前は金魚が飼われていましたが、メダカへの想いのほうが強いとのことです。
小さい頃のふるさとの小川で泳いでいたメダカへの感傷もあるのでしょうが、それだけメダカは心の中に深 く入り込んでいるのでしょうか。
ある小学生は、病気と永年闘い、必死に健康回復の努力をしています。
ある小学生は、病気と永年闘い、必死に健康回復の努力をしています。
生きることへの不安感を抱きながら病気と闘っていました。
小動物の死さえもが自分の命を考える対象物になっていたようです。
ただ、生きることへの幸せは誰よりも強く噛み締めていました。
ある日、学校からもらったメダカが彼の生活を変えることになりました。
ある日、学校からもらったメダカが彼の生活を変えることになりました。
更に生きる意欲が増し、生活の リズムを活気づけています。
メダカは彼にとってかけがえのない友達でもあります。
毎日ながめることは勿論のこと、自分で餌を与えることに喜びを感じ、また、卵からかえった子メダカが 元気に泳ぐ姿に勇気づけられ、生きる気力になっていると聞きます。
これらのことを聞くにつけ、メダカが生きることへの支えとなり、日々の幸せを感じる源になっていることに感動を覚えますし、今後「メダカの学校」が福祉教育を推進する観点ともなっています。
毎日ながめることは勿論のこと、自分で餌を与えることに喜びを感じ、また、卵からかえった子メダカが 元気に泳ぐ姿に勇気づけられ、生きる気力になっていると聞きます。
これらのことを聞くにつけ、メダカが生きることへの支えとなり、日々の幸せを感じる源になっていることに感動を覚えますし、今後「メダカの学校」が福祉教育を推進する観点ともなっています。