短編小説「マインドスケープ」の解説
こんにちは!この度は短編小説「マインドスケープ」をご覧いただきありがとうございます。まだ読んでないよ~という方は、こちらからご一読いただけると幸いです↓↓『【短編小説】24作目:マインドスケープ』執筆時間:45分美術館の絵画になぜか俺が描かれていた。それはこの前の日曜日のこと。「もー、まー君遅いよ!!」「ごめん、ごめん。ちょっと寝過ごした。」駅前で待…ameblo.jpこのブログ初めて!!という方はこちらをご覧いただくとより楽しむことができます!!『このサイトについて』はじめまして(^O^)フジサワと申します。この度はブログ「即興作家の成長記録」にお越しいただきありがとうございます。このブログでは私が書いた小説を掲載してい…ameblo.jpそれでは解説を始めます!![data-toc]{background:#ffffffd9;border:1px solid var(--color-border-medium-emphasis,#08121a4d);border-radius:8px;display:flex;flex-direction:column;gap:8px;padding:12px 16px}[data-toc] h2,[data-toc] ol,[data-toc] p{margin:0}[data-toc] .toc-header{align-items:center;display:flex;font-weight:700;gap:12px}:is([data-toc] .toc-header) h2{color:var(--color-text-medium-emphasis,#08121abd);font-size:.875em}[data-toc] .toc-empty-message{color:var(--color-text-low-emphasis,#08121a9c);font-weight:400}:is([data-toc] .toc-empty-message) p{font-size:.75em}[data-toc] ol{list-style:none;padding:0}:is([data-toc] ol) .last.collapse a{border:none}:is([data-toc] ol) 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タイトルの意味目次を開くこの作品を書いたきっかけこの「マインドスケープ」を書いたきっかけは、私が常々思っていたことに関係しています。それは、西洋絵画ってリアルだけど、外国人は「これ私じゃない?」って思うことあるんじゃないの?ということでした。私は美術館が好きで、特に海外でかなりの数の美術館に行ってきました。その度に上のようなことを感じていました。それをそのまま形にしたのが本作です。作品の作り方この作品は次のように考えて作りました。①美術館の絵画に主人公がいる②主人公が人生に絶望する③助けが来る④それは恋人⑤恋人との進展に踏み込めない主人公を設定⑥助けによって、一歩進むことを主人公が決めるこれも主人公を決めるのが後回しになっています。前回の「地球カード」と同じ考え方です。ちなみに、こういったアイデア(プロット)は書き留めません。頭の中に思い浮かべて、そのまま書き出します。また、この流れはありますが、実際のセリフや描写は即興です。もっと言えば、そのシーンを映像的に思い浮かべ、登場人物が言ったことをそのまま書き起こしています。簡単なあらすじ結婚に前向きになれない主人公は、彼女とのデートで美術館に行きます。そこで自分が昔の絵画に描かれているのを見つけます。後日もう一度確認しに行くと、今度は違う絵の中に自分を見つけます。その後仕事のミスにより、努力が無駄になったことで人生に絶望します。その窮地を彼女に助けられます。これにより、主人公は彼女の両親に挨拶に行くことを決めるのでした。内容の解説序盤はデートの待ち合わせから美術館に行くまでを描いています。ここは必要以上に長く書かれています。これは前回の「地球カード」を書いたときに、もっと主人公がどんな人か描こうと決めたからです。要は、キャラ紹介パートを増やしました。美術館で自分が絵画にいることを見つけます。それは田園風景の絵画でした。なぜ田園風景だったのかと言うと、穏やかな日常を象徴しているからです。後は私は風景画がとても好きだという個人的な理由もあります。風景画を見ていると、こんな景色がずっと昔にあったのだなと感じられるからです。その後仕事が忙しくなった主人公は、自分が別の絵に移動していることを発見します。最初の田園風景の絵画は私のイメージの絵がありますが、こちらは実在する絵を使っています。それはテオドール・ジェリコーの代表作「メデューズ号の筏(いかだ)」です。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Th%C3%A9odore_G%C3%A9ricault,_Le_Radeau_de_la_M%C3%A9duse.jpgルーブル美術館にある作品で、見たことあるという方もいるかと思います。私も昔ルーブル美術館に行って見たはずですが、覚えていません。この中に自分がいたのを見つけたと思うと、ゾッとしますね。この作品は生きている人とそうでない人がごちゃ混ぜになっています。主人公はまさに生と死の境目にいたことを表していました。そして仕事のミスにより、自ら命を絶つ道を選びます。命を絶つ描写私はこの作品で命を絶つ描写をしました。私自身、そんなことを思ったことがないのでリアルに描けているのか不安です。ただ実はこの作品を書く少し前に、主人公と同じことを実行した知り合いがいました。私はその人に何があり、人生に絶望したのかを知っていました。自分の無力さに酷く落ち込みました。しかし絶望したその知り合いがその結末を選んだ気持ちを思い、主人公に乗せました。一つ言えることがあるとすれば、その人は何もない時間が堪らなく苦痛だったのだと思います。なぜなら、その絶望と向き合わざるを得なくなるから。重い話になってしまいましたが、主人公も同じ状態になっています。そこに現れたのが恋人の美樹でした。正直、美樹がどう動くかは彼女に任せました。その結果、説得するでもなく、ただただ自分の気持ちをそのままぶつけるだけでした。言葉の長さと心私は小説を書く前から思っていたことがあります。それは、人を説得するなら長い言葉を、心を動かすなら短い言葉を。です。このシーンでも美樹は「まー君死んじゃ嫌だよ~。ずっと側にいてよ~。」と情けない声で泣いています。けれど、これだけで主人公の命を繋ぎ止めるのには十分なのでした。タイトルの意味この作品のタイトル「マインドスケープ」は心象風景という意味です。どうして主人公が絵画に現れたのかは、謎のままです。私もそこを言及するつもりはありません。なぜなら、謎解明の話ではないからです。けれど、彼の心が絵画に描かれていたという意味で、この作品のタイトルになりました。いつ考えたのか?ついさっきです。最後までお読みいただきありがとうございました。また次の作品でお会いしましょう!!それでは(^^)/~~~