紫の煙、琥珀の水、蒼い響き -2ページ目

紫の煙、琥珀の水、蒼い響き

2019年12月24日ブログタイトル変更しました。至って平凡なサラリーマンのブログにようこそ。正直極私的で自己満足の生存確認用ですが、毒にも薬にもならないブログを目指して精進しますので宜しくお願いします。

松本零士の訃報(享年85)に接し、心から哀悼の意を表します。


言うまでもなく、ペーソスもの、戦記もの、SFものといった分野で名だたる傑作を残してきた大漫画家であり、原作を読んだことがなくとも、アニメ等で絵をご存知の方も多いのではないでしょうか。やはりメカと女性の描線の魅力は定評のあるところでありましょう。


個人的に思い出は幾つもあれど、大空に昇る銀河鉄道は過去への郷愁と未来への憧憬が渾然一体となった、忘れ難い名シーンとして脳裏に焼きついています。


「遠く時の輪の接する処で、また巡り会える」と松本は常々申しておりました。私たちもその言葉を信じ、その日を楽しみにしています。


長女である松本摩紀子さんのコメントも胸に沁みます。因みに「遠く時の輪の接する所で…まためぐり合いましょう…」は「銀河鉄道999」のメーテルのセリフですね。


合掌