「越後路」
羽黒山までいかず、進路西南西に取れ。😊😊😊😊
信仰の対象である山に登り何かしたのでしょうか。
それともそこに俳句の材料を求めていったのでしょうか。
一部に江戸の隠密という説もあるようですが。
分かりません。
日本海を右手に国道を自転車で行きます。越後の国は半端なく長い。
なかなか県境までたどり着けない。
アクシデント発生。
夕方になり夜になり、雨が落ちてこない屋根の着いたところに、
テントを張り休みました。かなりの疲れで横になっていました。
夜明け前の3時か3時半ごろ、車が近くまで入ってきました。
ゴミ回収車です。
50代くらいの男性がいきなり寝ている自分のテントに、
けりを入れてきたんです。
ビックリして目を覚ましておきます。
言葉は出ないんですがどんな状況か把握できなかったんです。
その男性は自分が起き上がったことでけるのをやめてぶつぶつ言っています。
内容を理解できません。
そしたらそばからその男性の奥さんか仕事仲間の方かわかりませんが、
出てこられてしきりに謝ってくれたんです。
『すいません、すいません。』と言ってその男性を脇にもっていったんです。
『うちの人ちょっと酔っていて』みたいな言葉を言ってきょうしくがっていました。
こちらは頭の回転も効かず、茫然としていました。
相手はごみを積んだらさっさと、ごみの回収車は去っていきました。
まだ眠いのに、それから寝付けず体調不良です。
仕事の邪魔なら口で言ってくれればいいのに。
国内、海外で野宿をしてテントをけられて壊そうとされたのは
それが初めてで最後です。
いま改めて考えると、酔っていて車を勢いよく運転してたということは
「酔っ払い運転及び暴行」
人間酒飲むと理性が跳んで,自分にブレーキがかからなくなちゃうのかな。
たくさんでなく飲むと長寿の秘訣というけれど芭蕉はどうだったのかな。
各地で接待を受けて、飲みすぎたときは弟子のそらが介抱したのかな。
分からない。
アクシデント2
クルマはいいね。自分はわけ合って免許は持ってるけど車の運転はしません。
自転車で新潟市内に入った時にバイパスでしょうか。立体交差でしょうか。
自転車乗りに優しくない道路事情なんです。
フラット(平たん)な道を希望したいのですが、そうではないんです。
高さ12mくらいある道路に合わせて、上ったり下ったり信号待ちをしたり
それが6回か7回続くんです。
ボデーブローのように徐々に体全体に効いてきてノックアウト寸前です。
最近自転車は車道を走りなさいという指導の下に自転車レーンがひかれていますが
それはないんです。車のための道路なんですね。
走っていて、右手に新潟の海底油田のやぐらや、佐渡島が見えてきた時は
息を吹き返しました。
新潟県を抜けるのに自転車で約3日間かかって富山県にたどり着きます。
長かった。いろいろな意味で大変でした。
「あらとうと 佐渡に横たう 天の川」こちらがノックダウン寸前になりました。