スポーツの観戦環境の話。
B.LEAGUEの新潟開幕シリーズが終わりました。2日間で10,000人を動員するなど、代々木での開幕の熱が新潟にも伝播していました。アリーナはもちろん、スポナビライブで他会場の試合を観戦する中、バスケも意外に面白いな、と思い始めています。野球やサッカーよりも距離感が近いため、選手のプレー熱が客席にも届きます。なかなかの迫力です。ここ数週間でサッカー・野球・バスケと、国内プロリーグの試合を観る機会がありました。その中で感じたのは観戦環境は野球が頭一つ抜けているな、ということ。最近、各スポーツで専用スタジアム(アリーナ)の必要性が叫ばれていますが、国内では唯一、野球が全球団で野球専用球場をもっています(経営は別ですが)。サッカーは大半のスタジアムが陸上競技場を兼ねた作りですし、バスケは大半が総合体育館となっています。野球以外は特定のスポーツを観るためのデザインになっていないため、席種によって観戦環境は大きく異なります。正直、バスケは料金が高額席でもまったく試合が観れない席もありました。スポーツはライブ観戦に勝るものはないと思っています。わざわざ試合会場に来てくれたのなら、観戦環境のストレスを減らし、最大限楽しんで帰ってほしいものです。いきなり専用スタジアム(アリーナ)を建設するのは不可能ですが、現在使用している試合会場で観戦環境を整備する努力はし続けるべきです。我々もその点でも貢献していきたいと思いました。