こんにちは。

 

 

今回の内容は

自分のことを言われていると思って

読んでほしいと思います。

 

私たち自身の戒めとしても

書いておきます。

 

 

皆さんデスノートというマンガを

読んだことはありますか?

 

内容を簡単にお話しすると、

 

名前を書くだけで人を殺せるノート

(デスノート)を拾った主人公が、

 

『真面目な人が報われる世界』

 

をつくるために、

デスノートを使って犯罪者を裁いていき

「悪いことをしたら殺される」という

認識を世の中に植え付けました。

 

そして、

見事に犯罪は激減し主人公が

思い描く世界になりつつありましたが、

 

最終的に主人公は捕まり、

死ぬことになります。

 

 

この物語の途中で、

警視庁に勤めていた主人公の父親は

このように言いました。

 

「デスノートを持った人間は不幸だ」

 

 

ーー

 

 

さて、

この物語を私たちに当てはめて

考えてみましょう。

 

 

今、それぞれのペースで

覚醒が進んでいるところだと思いますが、

 

自分が持って生まれた能力は

「デスノート」だと思って下さい。

 

 

 

※使い方によってはデスノートにも

 なってしまうということ。

 

 

 

 

何が言いたいかというと、

 

私たちの能力は自分の

エゴを満たすためのものではなく、

 

使い方を間違えると不幸になる

 

ということです。

 

 

人に自慢したり、

すごく見られようとしたり、

お金稼ぎに使おうとしたり、

 

そのような感情は常に内観して

厳しく自分を律して下さい。

 

 

(エネルギー相応のお金を戴くことは

 大切なので、そこは誤解されないで下さい )

 

 

そして、

もっと厳しく言えば

 

 

たとえ、

他人のことを考えた

『善意』であったとしても

 

能力の使い方を

間違えないようにして下さい。

 

 

 

デスノートの主人公は、

 

「真面目な人が報われる世界」

をつくろうとしました。

 

でも、

少し考えれば分かると思いますが、

 

真面目な人の基準って何でしょうか?

 

逆に、

悪の基準って何なのでしょうね。

 

犯罪を犯してなくても、

人を傷つけている人間はいますよね。

 

 

要するに、

 

正義も悪も主人公の基準であって、

 

自分が「そうあってほしい」と

思っているだけなんです。

 

他人はそんなこと望んでいません。

 

 

でも、面白いのは

 

主人公としては

それが『善意』なんですよね。

 

ということは、

 

善意とはエゴなんです。

 

 

 

自分に厳しく内観ができないと

このカラクリに気づくことが出来ません。

 

 

そもそも、

「善」も「悪」もないんです。

 

 

宇宙的に言えば、

 

加害者も被害者も

因果関係にあるだけであり、

お互いの魂の成長のために必要だから

そのような関係にあります。

 

そして、

 

他人にしたことは

カルマとして自分で刈り取るので、

その人の中で全て完結するんです。

 

 

なので、

 

他人の問題に対して

解決してあげようと介入することは

たとえ善意であってもエゴなんです。

 

 

エゴということは、

自分の癒えていない何かがあるので、

 

結局、やるべきことは

他人の問題を解決することではなく

 

内観です。

 

 

善意の裏側には

「〜であるべき」という

ジャッジが必ず潜んでいます。

 

それに気づくことです。

 

 

 

このような、

スピリチュアルの理解が浅く

人間力も追いついていないまま

 

能力だけが目覚めてしまうと

 

自分の能力に振り回されて

逆に不幸になります。

 

 

自分では善意のつもりが

カルマを積んでいるだけになります。

 

 

 

大切なのは、

 

宇宙の意図を読むことです。

そして、宇宙に委ねることです。

 

 

癒すべき人は

宇宙が勝手に呼んできます。

 

その時に能力を使えばいいのです。

 

それ以外で能力を使うのはエゴです。

 

 

 

自我からすると

残酷に聞こえるかも知れませんが、

癒してはいけない人もいるのです。

 

(その人の魂の成長のために)

 

 

 

現代の経営の神様と

言われている稲盛和夫さんは

 

成功するための3つの要素として

 

『情熱 × 才能 × 考え方』

 

と話されています。

 

 

そして、

この中で最も大切なのは

「考え方」と言われています。

 

 

なぜかと言うと

 

情熱と才能はプラスしかありませんが、

考え方だけはマイナスがあるからです。

 

自分の能力を

世の中のために使っていれば

 

情熱10 × 才能10 × 考え方10 

= 結果1000

 

となりますが、

 

情熱と才能はあっても

詐欺のような悪い考えがあった場合

 

情熱10 × 才能10 × 考え方–10 

= 結果 –1000

 

となってしまいます。

 

 

このように、

 

考え方ひとつで

雲泥の差が出てしまうのです。

 

特に、能力が優れている人ほど

マイナスに転じた時は酷いことに

なってしまいます。

 

 

ーーーー

 

 

今回のお話は

肝に銘じていてほしいと思います。

 

 

目覚めた能力に限らず、

 

善意だったとしても

自分の価値観で

他人に介入しないことです。

 

介入しそうになったら

とにかく内観して自分のジャッジに

気づいてほしいと思います。

 

 

自分は大丈夫と思っている人が

一番危ないので、

 

常に謙虚に内観を続けましょう。

 

 

 

それでは

今回は以上になります。

 

今日も良い1日をお過ごしください。