例えば、

 

ゲームのマリオに

 

「意識」を与えたら

マリオは何を考えるだろうか?

 

 

 

最初はゲームの設定通りに

 

ピーチを守るために

クッパを倒しに行くかも知れない。

 

 

 

敵を倒して大事なものを守り

時には仲間がやられて悲しみ、

 

最後はクッパを倒して

 

めでたしめでたし・・

 

 

 

??

 

 

 

 

「なんだこの世界は?」

 

 

 

 

 

楽しいことばかりの

楽園であれば、生まれた喜びを

噛み締めていればいい。

 

 

でも、そうはいかない。

 

 

 

だから、

 

ゲームを進めるうちに、

マリオは必ず疑問に思うだろう。

 

 

 

自分は

どこからやって来たのか?

なぜ生きているのか?

 

 


そして、いずれ気付くだろう。

 

このゲームを作った人間の存在に。

 

 

 

人間からすれば

暇つぶしの単なるゲーム。

 

 

でも、ゲームの中のマリオは、

 

 

目の前のエグイ現実を見て、

 

敵を憎み、

争いに苦しみ、

仲間を守って喜び、

クリアして達成感を感じ、

 

めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

「んな訳ねーだろ。

 ふざけた世界つくりやがって。

 首を洗って待ってろよ。

 復讐してやるから。」

 

 

 

 

そして、

 

 

 

正義の味方

『だったはず』のマリオは

 

クッパにも負けない

最強の悪魔になったとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「マリオはどんな気持ち

 だったんだろう?

 

 

 愛する我が子の気持ちが知りたい。

 

 

 そうだ、自分で体験してみよう。

 

 

 解りやすいところはないかな?

 

 

 おっ、いいところ見つけた!」