こんにちは♪藤崎クラリネット教室☆豊永よしこです
7年前、アレクサンダーテクニークのレッスンを受け始めた頃
力みをやめたり、余計な動きをやめるだけで
練習しないのに演奏の質が改善され、それがとても新鮮で面白かったので
どこまで脱力すればいいのかなと思ってやっていたところ・・・
脱力しすぎて曲が吹けなくなってしまいました
今思えば、余計な力が抜けていたのは、
アレクサンダーテクニークを使った結果
必要な所に力が使えるようになっていたという事なんですが
それが分かっていなかったので、ただ脱力だけしてしまい
結果、必要な力も抜けてしまっていたんですね
指の脱力が行き過ぎて、トーンホールもきちんと塞がらないし、
パワーのある音を出すと力むと思い込み、
高音や大きな音を出すのが怖い所まで行ってしまいました。
今となっては、指導者して経験しておいて良かったなと思いますが
そこまでしなくてもいい人が殆どだと思うので、脱力だけに注目するのは要注意です
あるアレクサンダーテクニーク(AT)の先生が、
「ATは、青空の雲を取り除く様な作業。せっかくある青空を取り除いてはダメ」
とおっしゃっていたそうです。
私は青空まで取り除いていたんですね~吹けなくなるはずです
ちょっと遠回りしたような気もしますが、
経験がなければこの言葉の意味も分からなかったので
面白い体験が出来て良かったな~と思っています