脱力すればいいと思っていたあの頃・・・ | クラリネット&アレクサンダーテクニーク~藤崎クラリネット教室ブログ

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千葉県習志野市・藤崎クラリネット教室主宰の豊永よしこが
クラリネットが上手になる練習法、身体の使い方、考え方、
アレクサンダーテクニーク、ボディマッピングを使ったクラリネット上達法をご紹介。

最寄駅・JR津田沼駅。完全予約制のクラリネット教室です。

こんにちは♪藤崎クラリネット教室☆豊永よしこですニコニコ


7年前、アレクサンダーテクニークのレッスンを受け始めた頃


力みをやめたり、余計な動きをやめるだけで


練習しないのに演奏の質が改善され、それがとても新鮮で面白かったので


どこまで脱力すればいいのかなと思ってやっていたところ・・・


脱力しすぎて曲が吹けなくなってしまいました叫び


今思えば、余計な力が抜けていたのは、


アレクサンダーテクニークを使った結果


必要な所に力が使えるようになっていたという事なんですが


それが分かっていなかったので、ただ脱力だけしてしまい



結果、必要な力も抜けてしまっていたんですねショック!


指の脱力が行き過ぎて、トーンホールもきちんと塞がらないし、


パワーのある音を出すと力むと思い込み、


高音や大きな音を出すのが怖い所まで行ってしまいました。


今となっては、指導者して経験しておいて良かったなと思いますが


そこまでしなくてもいい人が殆どだと思うので、脱力だけに注目するのは要注意ですドクロ



あるアレクサンダーテクニーク(AT)の先生が、


「ATは、青空の雲を取り除く様な作業。せっかくある青空を取り除いてはダメ」


とおっしゃっていたそうです。


私は青空まで取り除いていたんですね~吹けなくなるはずです叫び


ちょっと遠回りしたような気もしますが、


経験がなければこの言葉の意味も分からなかったので


面白い体験が出来て良かったな~と思っていますニコニコ