宮城景花さんのブログで『コンフォート・ゾーン』という言葉を目にした。
読んで字の如し。
居心地のよいゾーン。
安全圏。
テリトリー。
それ以上にも以下にもならない場所。
新しいことをしたり、知らない場所に行くのが苦手な人がいる。
今はとりあえずそれを良いとも悪いとも言わないでおく。
ただ、そういう人の特徴として(あくまで私の知り合いの中の話)
"言い訳が多い"というのがある。
よく聞くのは
「私、そういうのダメなんだよねー」
「そういうの苦手だわ」
いいのだ。
ダメでも苦手でも。
でも、それを"しない理由" "行かない理由"にするのはどうなの?…と思う。
「うちの子、かけっこが苦手なの」
その子はもう一生走らないかというとそうではなく走るよね。
体育の授業で、無理やり。
苦手でもとりあえず走る。
大人になると無理やり走らされる授業もないし、それをさせる先生もいない。
だから苦手ならやらなくていい。
はい、それまでよ。
あとに残るのは"走らない自分"だけ。
"走れない"んじゃなく
"走らない"だからね。
そこ、大きく違う。
だから苦手やダメは言い訳なのだ。
「苦手だけど、転ぶかもしれないけど、とりあえず走ってみる!!」
それがコンフォート・ゾーンから一歩踏み出す方法のひとつだと思う。
風が気持ち良いかもしれないし、
同じような人に会うかもしれないし、
走るためのスニーカーを買って楽しくなるかもしれないし、
特に何も変わらないかもしれない。
まずは言い訳を取り除いてみる。
コンフォート・ゾーンを抜け出すのではなく、
広げるのだ。
【今日の一枚】 水槽の外には緑の世界。