昨夜は山形県高畠町で開かれた「地酒めぐり」という催しに参加した。山形市在住の友人から「チケットが10枚手に入った。来ないか」とお誘いを受けたからである。山形県庁前までバスで来れば、高畠まで車で送り迎えするという。掛かるのは、仙台―山形間の往復バス代だけ。「王様」の気分である。

 

 昨日は朝8時から正午までアルバイト。家計が回らなくなって、週4日働いている。1日4時間の労働だが、仕事の密度は濃くこの歳なので結構疲れる。山形まで行くバスの中では、爆睡状態。朝、4時半に目覚ましを掛けての出勤。生活のために70歳を超えて働く。いわば「乞食」の気分だ。

 

 「地酒めぐり」のルールはこうだ。5人一組になり、指定された4軒の飲食店を指定された順序で回る。お酒は日本酒だと4合瓶(720㍉㍑)が5人に1本、ワインはフルボトル1本、ビールは大ジョッキ1杯。それにお通し。2時間で4軒を回るので、移動時間を考えると1軒の店で飲める時間は20分。お通し、と言っても店によっては4品も出るので、食べて飲んでは慌ただしい。

 

 仙台・山形連合チームと、高原・南陽連合チームの10人で回った。時間は限られるが、地元の初めて会った知らない人たちと、知らない街を飲み歩く。得難い、楽しい交流の時間だった。名前を電話暗号を交換した。

 

 最後は出発場所の町商工会館前に戻り、抽選会。食事券が当たったが、1,000円のためにわざわざ高畠に来るわけにもいかないので、飲まずに運転手を務めてくれたSさんにあげた。何とか仙台行きの最終バスに間に合った。

 

 このところずっと、王様と乞食を行ったり来たりする生活が続く。退屈でないのはいいとして、頭の切り替えが大変だ。