正月にちょっと外に出かけても、この京都でさえ、正月らしいおめでたい光景を目にすることが少なくなりました。
神社と寺院ぐらいはお正月らしい装いなのですが、街中では、たまに老舗や銀行などで門松を見かける程度です。
めったに、日の丸の国旗の掲揚も見なくなりました。
一般家庭では、玄関に飾るしめ縄飾りすらしない家が多くなりました。
経済的な事情でなら理解できるのですが、こういった日本らしい「おめでたい行事」に関心のない日本人が増えたのでしょうか。
祝日には、必ず国旗を掲げ、国民全員でお祝いする意思を示すいわば儀式でした。
旗日(はたび)といった表現は通じなくなりました。
なぜ、こんなことになったのでしょう・・・。
戦後の自虐的な思想に、国単位で祝う伝統行事が抑圧され続けて来たのが原因なのでしょうか・・・。
お正月がテレビの中だけではなんとなく空しいものです。
ひと昔前のお正月の光景が懐かしくなります・・・。
写真は、Webから拝借した写真、我が故郷、東近江市五個荘の旗日の光景です。