未公開株詐欺顛末記 その13 | ふじくまさんのブログ

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あぜ道・けもの道は歩いても人の道は踏み外すな!

前振りはこのぐらいにして、ここからが私が今回書こうとしていた内容になる。

 

私が未公開株詐欺に最初に触れたきっかけは「H&M研究所」が主催した未公開株セミナーに誘われたのが始まり。

幸いにも未公開株を購入する資金が当時ありませんでしたので買うことはなかったですが。

まあ今も無いですが。

 

ただ興味はあったので色々と調べたわけです。

企業が上場するためにはどういう条件が必要でどういう手順を踏むのかということを。

すると、あれっ?と思うわけです。

○○という会社来春上場予定って言ってたけど、これ絶対無理やろと。

ネットで検索している中で2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で未公開株スレがあるのを見つけ、書き込むようになりました。

当然のことならが、私は未公開株について否定的なことを書いていきます。

すると、恐らく未公開株を売っていると思わしき人から反論が来るようになります。

 

「仕入れ値に利潤を乗っけて売るのは当たり前やろ」との書き込みもあった。

有価証券を大根や人参のような感覚で扱ってるんやなと。

 

その内に○○って株どうですか?というような

未公開株の購入を誘われてる人からの書き込みも来るようになる。

それに対して、私は上場出来ませんよ。と書く。

現時点で外部監査も付いていない会社が来春上場なんて不可能ですよ。とか。

 

じゃあ本格的に相談に乗るかと

専用のフリーアドレスを作り、相談に乗り始めたのがきっかけ。

 

そうしていくに、ある時から「敬天新聞社」という右翼団体が、

私が「被害者の相談にのりながら個人情報を集めて名簿屋に売っている」

というデマ情報を流し始めた。

敬天新聞社の意思でデマを流しだしたのか、どこからか依頼を受けてデマを流しだしたのか知りませんが、

要は未公開株詐欺の被害者が私に相談にいかないようにしたかったということ。

 

その1でも書いたように、単にお金を取り返したいというだけの被害者は普通は弁護士のところに行く。

情報を求める人が私のところに来るとかいた。私は情報を与える代わりに被害者から詐欺側の情報をもらっていた。

別の言い方をすれば民事を担当するのが弁護士。私は刑事、つまり詐欺師を摘発できるお膳立てをしているということ。

刑事で立件されて、詐欺側の口座にお金が残っていれば被害者に返金されるという制度もあるので、詐欺で立件すればお金は返ってくる可能性もあるんですよね。

「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する」というやつです。

 

最初はこういう形で単に被害者が私のところに行かないようにするだけのデマ情報だったがそのうちにどんどんエスカレートしていくわけです。

今度は私個人を貶めるための誹謗中傷のデマ情報の拡散をしだしたわけです。

私の周りに人を寄ってこさせないようにしたかったわけです。そしてもちろん仕事にも影響が出てくる。

簡単に言えば私を自殺に追い込みたかったのかもしれませんね。

 

私も、しばらくの間は目をつぶっていたわけですが、これ以上はまずいなとなり警察に行くことにしました。

罪状は「偽計業務妨」。もちろん「名誉棄損」等も付きますがね。重要なのは「偽計」というところ。

 

末端で人の誹謗中傷を喜んでしゃべっている人らは、そこまでの意識がないかもしれませんが、意図的にデマ情報を拡散しようとしている人がいるわけです。

元をたどっていけば詐欺師や暴力団につながっていく可能性は高い。

ここは警察のしごとになるわけですが、先に書いたように警察はまず相談として受けてありきたりのアドバイスだけして終わらせる傾向にある。

だから何回も足を運んで一つ一つ背景を説明しなきゃいけない。

警察のほうも、とりあえず「迷惑防止条例違反」にはなるなとは言ってましたが。