未公開株詐欺顛末記 その8 | ふじくまさんのブログ

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あぜ道・けもの道は歩いても人の道は踏み外すな!

私が新宿で待ちぼうけを食らわされてから数日後、

突然、愛人からメールが届いた。

連絡が取れなくなっていた間、どうしていたのか?

なんと、彼女は覚せい剤所持で逮捕されていたと言うのだ。

執行猶予付きの判決が出て、ようやく連絡が出来るようになったと。

 

私はすぐに、ホステス仲間からの呼び出しの件を確認したかったので聞いてみた。

「私宛の荷物をホステスに預けたか?」と

すると

「そんなの知らない。拉致しようとしたんじゃない?」と

おそらく、仮に本当に拉致されていても殺されるまではないだろうなと。最悪、軟禁状態で覚せい剤を打たれ、中毒にしてから放り出すことぐらいの可能性はあったかもしれない。

結局、その時はまちぼうけを食らわされただけで何事もなく終わったからよかったけれど。

 

また、この時の担当検事が、

「初代アニー役をやった菅野志桜里検事」だったよと教えてくれた。

この時は、まさかこの菅野検事が「ライブドア」の役員だった山尾氏と結婚し、「山尾志桜里」となり民主党から立候補し代議士になるとは思ってもみなかった。

 

余談ではあるが、菅野志桜里さんがアニー役に合格した時、一緒に合格したのが、先日お亡くなりになったアントニオ猪木さんの娘、猪木寛子さん。

更なる余談として、アントニオ猪木の新日本プロレスの株が未公開株詐欺の商材として売られていたという事実がある。

最終的には新日本プロレス株は(株)ユークスが引き取ることになりましたが。

この新日本プロレス株のブローカーをしていたのが秋元司元自民党代議士も役員を務めていた仕手筋のワシントングループ。未公開株詐欺会社ワールドインベストメントの親会社とも言えるところ。

 

話を戻して、愛人だった人は覚せい剤所持で逮捕。

当然のことながらSMC投資倶楽部の実質的経営者だった暴力団の人も覚せい剤を使っている。俗に言うキメセクというもの。

この愛人は覚せい剤に染まっていく様子を自身のブログ「溺れる日」で赤裸々に綴っていた。

残念ながらこのブログは今は削除されていて見ることは出来ない。

 

私はこのブログの中で印象に残ってる部分がある。

「家の中で誰にも迷惑をかけずにする分には何の問題はない。覚せい剤は大人の遊びや」

こう主張して愛人にも覚せい剤を打っていた。

なるほど覚せい剤をしている人ってこういう感覚なんだなと納得した記憶がある。

 

そしてこのSMC投資倶楽部も摘発を受け実質的経営者だった暴力団員も逮捕されることになる。

彼女が逮捕された時に全てを警察で話していることが大きかった。

 

全ての捜査が終わった後に私の携帯に電話がかかってきた。

千葉県警からだった。

「愛人の人と直接一回会ったファーストフードの店の少し離れた所で経営者の暴力団の男はずっとあなたの様子を伺っていたよ」と教えてくれた。

 

この愛人の人は後にホステス時代の客だった中小企業の社長と結婚したらしい。