それでもアメリカは北朝鮮を攻撃出来ない。金正恩の真の目的。 | ふじくまさんのブログ

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29日北朝鮮が再度ミサイル発射実験をし日本列島を通り越して太平洋上に落下。



今回公式に事前通達は無かったらしいが安倍総理は事前に察知していたもよう。


北朝鮮も日本上空を通過するといっても高度も高いし、陸地部分を避けて津軽海峡上空を飛ばすという配慮はキチンとしてるんですよね。


北朝鮮は無茶苦茶やってるようで、意外とルールを守ってるところは守ってる。



さて問題はアメリカ・トランプ大統領が北朝鮮に対し武力行使をするのか?しないのか?するとしたらいつか?ということ。



さんざん言われていることだアメリカが武力行使すれば北朝鮮は反撃に出る。そうすれば日韓米の兵士や民間人に多大な犠牲が出ることは覚悟しないといけない。


金正恩一人の首を取るために何万人もの犠牲者を出してもいいのか?という問題がある。


裏を返せばアメリカに武力行使をさせないがために北朝鮮はミサイル開発や核開発をしてるわけでもある。



それと今もしアメリカが武力行使をして朝鮮半島有事が起これば、間違いなく来年の韓国・昌平オリンピックは中止になる。


その2年後の20年東京オリンピックも中止になる可能性が高い。


多大な人命が犠牲になるだけでなく、この二つのオリンピックも捨てる覚悟がいるということになる。



北朝鮮はミサイル開発や核開発は、どうれだけ制裁を受けようが絶対にやめない。


それはもちろん、それが自国の体制を守るためでもある。


また金正恩は自分の体制を守るためだけなのか?と言えばそれだけではない。


もう一つ、重要な目的がある。


それは、祖父金日成が成し遂げられなかった南北統一。


北側の言い方をすれば韓国をアメリカから解放するということ。


しかし、南進をするにはアメリカが邪魔。



金正恩は南進統一を図りたい野望を実現するにはアメリカが邪魔。


だから朝鮮戦争が再開してもアメリカが手を出さないように出せないように、持っていきたい。


そこが金正恩の真の目的。


ゆえに米朝のにらみ合い、チキンレースはしばらく続く。