朝鮮半島情勢 結論として | ふじくまさんのブログ

ふじくまさんのブログ

あぜ道・けもの道は歩いても人の道は踏み外すな!

有事には至らないというのが私の予想

 

但し、アメリカや中国がいくら核放棄を迫っても、

北は核兵器は絶対に手離さない。

北にとって核兵器は自分の国及び現体制を守る命綱だということを

金正恩はよく分かってる。それをミスミス放棄する馬鹿はいない。

金正恩は自分の親族でも殺害する冷酷性はあるが決して馬鹿でも基地外でも無い。

 

では、核を放棄せず更に核実験をする北に対し軍事攻撃を仕掛けるか?それも実は難しい。

もし、仮にアメリカが先制攻撃を仕掛けたら北が反撃に出る可能性がある。

もし、核を日本や韓国に打たれ多大な被害、何万何十万の死者が出てしまったら、これはトランプ大統領にとって大失態となる。

ただでさえ、今なお米国内で反トランプデモが行われているのに、反トランプ派を勢いづかせることにもなる。

 

更に韓国の大統領が文在寅になる可能性が現時点では高い。

おそらく歴代大統領の中で最も親北反米反日の大統領になる。

文在寅候補が大統領になれば、まず北朝鮮に行くでしょう。

そこで南北首脳会談。

これで南北の和平ムードが出来てしまえば、アメリカは振り上げた拳を一旦降ろすしかなくなる。

 

そして日韓関係、米韓関係は悪化する。

文在寅大統領なら慰安婦像の撤去なんかするはずが無い、逆に彼は慰安婦像を設置してる側の人間だから。

米韓合同軍事演習も縮小されTHAADの設置見直しもするかもしれない。THAADがもし撤去されれば中国もアメリカの顔色を伺う必要も無くなる。

更に韓国政府を通じてアメリカの軍事情報が北にダダ漏れする可能性もある。

 

よって、現状を見る限り朝鮮半島で戦争有事が発生する可能性は極めて低いと見る。少なくとも短期的には。

 

では、アメリカはこの状況を手をこまねいて見ているしかないのか?

決してそうでは無い。

韓国内にいる保守派が黙っていない。

金正恩の斬首作戦より先に文在寅の斬首作戦をする可能性がある。

具体的に言えば、アメリカが裏で手引きならが、軍部と保守派を扇動しての軍事クーデターを起こす可能性があるということですね。