卒業生の来訪あり。はるばる中標津からM山が来た。仕事で使うトラック免許(準中型)のために札幌に来る機会が生まれたという。彼は大手タイヤメーカーに勤務する社会人(4年目)である。おみやげにコーヒー豆を300gも差し入れてくれた。彼がいた頃ならコーヒー豆の消費は今の何倍もあった。
その業界の、関係者しか知らない世界がある。卒業生と話すといろいろな内部事情を知ることができる。営業で回っているだけあって、道東の地名がぽんぽん出てきた。位置関係が地図のように頭に入っているのだろう。それから数字もいろいろ出てきた。ほとんどがゼロ4つ以上のタイヤの数だった。
転々と話題が変わる中で、トラックの運転の話になり、自分も運転してみたいと思った。なにより驚きだったのが、自分がとった普通免許だと、なんと8トンのトラックまで運転できるということだ。もちろん運転はできない。法律上運転してもいいとしても、運転の仕方を知らない。
でも乗りたい。この件はずっと頭の中で沸騰中だ。
彼の学年とは毎年12月30日に忘年会を催している。卒業したその年の暮れに1回目があり、それ以来毎年続いている。それはやはり在学中の日常があってのことだ。そういう場をもつことが自然にあった。昨日の話の中で、何の確実性もないがこんな「もし」が浮かんだ。いつも札幌駅の近くで開催するが、試みに、東京で開催してはどうか。あちらに就職しているメンバーが最大4人いる。札幌からの参加者が少数派になったとしても6人を超えるだろう。これで会は十分成立するのではないか。もうひとつはニセコのペンション(大学の施設)で開催する。どちらを実現したとしても画期的だろう。そんな「もし」で盛り上がった。
彼らしく、別れた後でメールをくれた。「辛いことばかりですが、今日のおかげでまた月曜日から仕事を頑張れます」と書かれていた。それは私にとっても同じだった。
