- 書くだけで安心 あなたと家族のための エンディングノート/本田 桂子
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
人には「死」という終わりがあるからこそ、
いかに生きるか、という「生」の部分が浮き彫りになってくる、
という言葉を聞いたことがあります。
核家族化によって、「人はどんな風に死んでいくか」という部分が
見えにくくなってきていると思います。
そして、別々に暮らしているとそいういった「自分の死への準備」
はタブーな話として誰も触れられない問題となります
しかし、遺された家族の事を考えると、自分で出来ることはしておくべきです
相続に立ち会うことはほとんどないですから、
何からしてよいのやら、てんやわんやです
登記って?遺産分割協議書って??
このたび、相続とその財産の戸建て住宅をどうするか?
という問題に立会い、色々調べました
方法は色々。でも、相続に関わる方の思いはバラバラ・・・
相続税がかかる割合は、全体の4%。
このたび、相続税の基礎控除額が下がると議論されていますが、
【現在は、5000万円+1000万円×法定相続人
つまり、相続人が3人の場合は、8000万円までの財産の相続は非課税】
【今後は、3000万円+600万円×法定相続人になります。】
そうなっても、全体の7%と言われています。
税金の心配は無用でも、
遺された財産をどうするか?という問題が出てきます。
現金なら均等に分けれますが、
不動産となると、所有しているだけで固定資産税はかかるし、
売ろうにも、すぐに売れるとは限りません。
思い出の家なら、売りたくない、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
また、誰の名義にするのか?という事もすんなり決まらないかもしれません。
そんなこんなで、私の結論は、
生前に
自分のものを整理する
自分のものを誰に渡すのか、明確にしておく
預金ではなく、生命保険で現金を遺す
そんな案件をかかえていたら、別のクライアントさんから
エンディングノートのお話が出てきました
まだ30代の方なんですが、お母様の事が気になるみたいで。
なかなか親子だと聞きづらい事があるかもしれませんが、
第3者を挟むと話はスムーズに行くと思います
お葬式が・・・とか、財産が・・・という死後の話ではなく、
お母さんがこれから何を大切にして、何を遺したいのか
それによって、日々のお金のやりくりや自分のしたい事をするために必要なお金をどう生み出すか?
そんなプラスな相続の考え方をしていけたら良いな~と思います