テレビや雑誌で活躍中の、渡辺広明さんによる著書「コンビニが日本から消えたなら」を拝読しました。
毎日一回はコンビニを利用する私にとって、衝撃的なタイトル(笑)
コンビニが消えたら、困る困る!
渡辺さんは、今でこそ多方面で活躍されていますが、ローソンのバイヤー時代に知り合った、大事なバイヤー仲間です。
その頃から気さくでフランクな性格ではありましたが、今もそれは変わらないままに、あっという間に日本の流通を見渡し引っ張っていく存在になられました。
工夫と努力を重ねるほんの一部の話は聞きましたが、私の想像もつかない苦労や頑張り、決断があったはず。
本の中身は、、、前半が統計数字にがっちり基づきながら、現場で起こっていることを元に分析と指南がされていて、すごく勉強になりました。
後半部分は、あれ、こんなこと書いて大丈夫かな?と思うくらいの悪事や苦労話が(笑)
でも本当に、仕事の現場は、きっと流通業に限らず泥くさいものだと、思う。
9割は苦労と苦悩と工夫の日々、でもつらい仕事をしてる毎日だと悔しいから、視点を上げて面白がりながら取り組むようにしている。
そして、あぁ成果を挙げられた!(平たく言うと売れたということ)瞬間の達成感と、自分が消費者代表として開発に携わった商品が世の中を少しでも幸せにできたと感じられるユーザーレビューを見て苦労がぜーんぶ吹き飛ぶ時の1割のおかげで、17年間も私はバイヤーをやっている。
この本を読みながら、そんなことを振り返る機会となりました。
渡辺さん、これからもますますのご活躍を!
そして、ご出版おめでとうございます!!