いま各社で取り組まれている働き方改革に必要な、生産性について、
ズバリ!書かれた「生産性」。
伊賀先生の「採用基準」を、バイブルのように何度も読み返してきましたので、
「生産性」もまたバイブルのようにいつも傍らに置いて実践しています。
どこの企業でも起こっていることと思いますが、私自身も、労働時間が
短くなる中において、これまでとは違った働き方をしないと、
以前のような成果を上げられなくなってきています。
生産性を上げるということは、労働時間や工数の投入資源に対して、
上げる成果のレベルを上げるということ。この書では、その具体的な
考え方や手法があますところなく解説されています。
生産性を上げることは、イコール成長することであり、
チーム全体も成長することであり、人口減少で国際競争力が求められる中、
個々人のワークライフバランスを上げることにも直結する。
それなら、どうしても、パフォーマンスの高い社員だけを残せばいい、という
思想に陥りそうなところまでフォローされています。
成長できない層にも研修をして、成長できるためのフィードバックを行ない、
みんなで成長しながら生産性を上げていくためのノウハウにも触れています。
生産性の考え方と並んで、マネジメントに悩む私にはここが刺さりました。
まずは自分自身が生産性を上げる動きを実践して、部下達にも個々のレベル
に合った指導をして、難しいところはフォローしながら、愛情をもって
チームとして成長しながら成果を上げられるよう、取り組んでいこうと思います。