あの日から2年が経ちました。


もう2年、まだ2年、いろいろな思いが巡り、早いのか遅いのか分からない。


昨年11月に石巻に行ってきました。


震災後初めて、石巻時代の元上司や同僚と会った11月から4ヵ月。
http://ameblo.jp/fujino-blog/entry-11401592391.html


彼らは、やるせなさとある種のあきらめと、でも生きているだけで住むところがあるだけで有難いんだという気持ちがぐるぐる旋回する中で生きている。


その螺旋の中にいて、少しずつ癒え、でも心の傷がなくなることはなく、それなりに前向きに淡々と暮らしている。


親を亡くした同僚、新築の家をさらわれ仮設住宅に暮らす知人、それとあまり報道されないけれど震災後に環境の変化で亡くなった方の話をたくさん聞いた。


そういうことを心に留めながら、微力でもできることをしながら、過ごしていくしかないと思う。


さっき、彼らにメールを送りました。


仙台っこのコラムはボランティアで寄稿し続けています。


こんなことしかできないのですけれど。


仙台の両親にも電話とメールだけでちょっとご無沙汰しちゃってるのですけれど。


同僚から「石巻は報道や見学の人達で賑わって(?)ます」「二年前に比べたら大分復興も進んでるんだろうけど…この状況に慣れただけかも、とも思ったりして」と返信がきました。


また会いに行くね。


あらためて震災を心に刻み、亡くなられた方たちに黙祷を捧げます。