こんばんわ、FujiNextNetです。

 

生まれ育った東京。

北九州市町上津役(小倉・門司港・行橋など遊びに・・・資さんゴボ天うどん、ホームラン、味八、西区の奥のケーキ屋さん食べたいです)

北海道真狩村(倶知安、ニセコ、札幌、小樽 等々遊びに、豆腐屋さんや、大きな犬が居るお店、ミルク工房、レークヒル、梅のラーメン 等々)と色々な場所に住んだことはありますが

それは永住を思いつつも、戻ることになった有限の世界。

 

初めて、本当の意味で生活拠点を変えたのですが

1年目で熊を目撃しましたゲロー

 

 

 

撮影などに行っていた大好きなお馴染みの川の付近。。。

 

 

 

その日は妻と藤の花を見に行こうとハイキングニヤリ!?

 

いや、その日は、虫の知らせというのでしょうか

僕の方は、その日にその場所に行きたくない・・・

そう思っていました。

それなので、別の場所を勧め。。。

しかし、結局はその場所に行く流れになり。。。

行きたくない、その理由は何だか(理由は分かりませんが本能的に熊を意識していました。)、行きたくない。

 

いつも行っている、数日前に妻娘と奥の方まで行ったその場所に行きたくない。

 

やはり、何だか行きたくない。

 

しかし、妻はノリノリ爆  笑

 

その場所に着いて車を止めて降りると、この場所で時間を遅らせないと!と、何だかそう思っている僕。

事実に微々たる内容でも時間を稼がせることに成功。

同時に、降りた時に、この甘いペットボトルのジュースを持って行かないと、と本気で思い持っていく僕。

 

そんなことは思わずに、妻はいつものあの森林浴の気持ちの良い先に行こうとしている。

 

川が綺麗だねって、時間を何故か稼ぎたくなる僕。

それでも先に行こうとする妻。

 

粘った中で運よく車が来て、その道を譲るために更に30秒ほど時間を待たされる妻。

 

更に引っ張ろうとするも、妻は限界で自然の森林の匂いを嗅ぎたくていよいよ進んでいく。

 

致し方がないと、追随して、並んで歩く僕。

 

妻は良い香り照れっと、幸せそうに歩いている。

3日前に妻娘僕が見た藤の花はどうなっているかな?って嬉しそうに楽しそうに話している。

普段なら同様にそう思い歩くのに、その日は何故か何だか嫌な行きたくない、先に行きたくない僕。

 

少しでも、進む速度を下げるような動きをしながら進む。

 

妻は、左右を見ては「はぁ〜、良い匂いだね」って幸せそう(それは僕も嬉しい)

 

しかし、辺りを警戒しまくっている自分がいる。

 

ひとつ目の曲がり角を曲がり、ふたつ目の角を曲がり

 

「本当に気持ちが良いね」って嬉しそうな妻を置いて

非常に集中している僕。

(心の中でQC力だ!って思っている)

 

そう、そのふたつ目の曲がり角を曲がって・・・

数歩進んでいくと、100m超~150m付近の前方に何か黒くて動くものを目が捉える。

 

 

妻はその時に美しい森林浴の・・・左右の森林を幸せそうに見ている。

 

 

それと同時に僕が、その物体が何かを捉えようと凝視している。

1歩目はカモシカに見え、片言な小さな声な感じで「カモ・シ・カ・・・・」

2歩目で熊だと理解し・・・囁き声でも緊迫した大きさの声で「熊だ熊だ!」

 

(大きい・・・。)

(圧力・・・いや、恐怖心が湧く)

(冷静にその大きさを見て、車のフロントサイズ・・・1m50cm~1m80cmと思い。。。)

 

と、姿勢を変えながら妻に伝え、その声に、僕同様に武道経験者の妻はふざけていないと僕の動作で理解し

命に関わる近場を意識して、左右を意識して見て、僕の向く同じ方を見ました。

妻も熊を視界に捉えて、2人で後退りし、

それと同時に、物音を極力控えて、背を向けて走り出す。

 

勢いよく走る妻を視界に捉えて、この時に僕は

妻を絶対に守らなければ

妻に何かあることは絶対に許せない

妻を絶対に守るんだ

と、強く思い、

冷静に判断して、

後ろに意識を向けて熊の動向を全て目視しました。

 

こちらには向いていない。。。

 

 

ふたつ目の曲がり角を曲がり切ると流石に熊は視界から消える・・・

 

 

(熊は鼻が良い・・・)

(風で匂いが行ってないだろうか・・・)

(いや、風は運良くそちらで無く左右に流れていた・・・)

短い時間で色々考えられる。。。

 

同時に熊の最高速度は時速50〜60キロと頭に浮かべて

これは車に辿り着くまでに最悪に完全に追いつかれる。。。

 

あの車から降りる時に持ってきた甘いジュースだ。

(野生の熊に人間が持つ美味しいものを与える訳には行かないと思い。)

(妻を守る背に腹はかえられぬと思い。)

そう思い、リュックの脇ポケットから取り出し、手に握り。

「先に走って!僕が後から走る!警戒しながら走る!」っと妻には聞こえる声で妻に言い速度をより落とし

命を賭ける意識も固まり、集中して、近くて遠い車に極力早く向かう。

 

何て言うんでしょう・・・

空中を走っているような感じ。。。

後に妻と話して同意見だった「夢の中で稀に見る、上手く走れない夢の走り方」そんな感じ。

車が遠い。

 

妻だけは何とか守りたいと、早く車につけと、走って走っていて

車が見えて、車に入れた時の安堵感・・・。

普段なら、リュックなどを後ろに積むのに、、、

リュックを背負ったまま座席に着いて

リュックを素早く後部座席に置いて。

 

あの時の安堵感、同時にアドレナリンでテンションが上がっている僕と妻。

 

引っ越して1年未満で、知っている皆んな見ていなかった熊に遭遇。

しかも、運良く、振り向かない熊。

同時に運良く虫の知らせで、熊までの距離があった事実。

 

運の良い僕の虫の知らせがなかったら、2人共、もっと熊の前

いや、沢から上がってきた熊の目の前に居たと妻が理解。

命に関わっていたかと、本当にゾッとしました。

 

もちろん、いざという時は、先に僕が犠牲になりますが

と言うよりも、妻に被害が及ばないように熊に勝つために野生児のごとく戦いますが

それでも、危険には変わりなく。

何よりも、妻が無事で、同時に僕も無事で、本当に良かったと

本当にお互いに喜び合いました。

 

その場所の近くにある、前回に家族3人で行った時に初めて気がついた神様の石碑、に感謝致しました。

その神様は、元々、僕が眠る前に毎日毎日お祈りをしている神様のひとつの神様の石碑なんです。

 

昨日もまた、恐れつつも行き、石碑に感謝しに行きました。

そうするとその近場に、石碑でない、木造形のその神様がいる事を知り

昨日に、木造のその神様に、お参りすることができました。

 

自然の美しさを知りつつも

野生の怖さを意識して

全体としての自然の大きさを改めて理解しました。

 

何よりも、本当に、無事で良かったです。

 

同時に、妻娘の3人で、その奥の地に行った時に

運良く、そういったことがなかったことを

本当に感謝しています。

 

本当に、他人事では無く、そういうことが事実あること。

何かが自分を守ってくれているということ。

自分の声に、直感に素直になること。

 

こういったものの大切性を改めて理解致しました。