こんばんは ふじねこです
好きなマンガは数え切れないほどありますが、今日は清水玲子さんの「秘密」について感じたことをつらつらと綴ります
人間の脳にチップが埋め込まれていて、
そのチップを解析すると、その人が見ていた映像を確認できる――
そんな設定の物語です
個人的に導入の一話が大好き
清廉潔白な大統領が何者かに殺害され、死の真相を探るため大統領の脳を解析することになります
ここがこの作品のミソだと思うのですが、
映像には「持ち主の主観」が含まれます
どういうことかというと、大統領から見た娘は実際の彼女より少しあどけない
大統領が感じていた娘の姿が、映像としてそのまま映し出されるわけです
大統領が見ていた世界は美しく、人々はより善良に見える
品正方向、常に清く正しい大統領のプライベートは、捜査のためつまびらかにされていきます
そして、大統領が命を落とす瞬間が訪れます
大統領は強盗に奪われたパスケースを取り返そうとして、驚いた犯人に刺されてしまいます
絶命する寸前、最後に一枚の写真を破り捨てました
命を賭してでも守り抜きたかった秘密
それは、知られた時点で
もはや「秘する」ことができなくなってしまいます
彼の秘した想い
決して侵されるべきではなかった聖域
ただ、見ていただけの、
それでも死んでも守りたかった想い
ここではその秘密はあえて語りません
この残酷で、美しく、静かに訴えかけるような物語が大好きです
どのエピソードも好きですが、介護している女性の話がすごく……くる(好きって言っていいのか迷う)
もう、この作品のすばらしさを伝えるのは諦めます(笑)
ふじねこの言葉じゃ伝えきれん!読んで!
とりあえず一話を読んでみてほしい……
そして、語りあおうじゃないか(笑)