こんにちは!

心の声からデザインする一級建築士

住まいカウンセラーの藤村泰子です。

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今年は暦の関係で

年末年始休暇が長い会社が多いようです。

学校も冬休み。

皆さんはいかがお過ごしですか?

 

 

我が家は冬休みの中高生が居るので

家族でダイニングテーブルを囲んで

過ごすことが多くなりました。

 

 

なぜダイニングテーブルか?

我が家にはあえて

ソファを置いていないからです。

 

 

スペースがない訳ではないのですが

ソファは結局、

猫たちの寝床になってしまうのと

大人数の友人が来たときに

夫々のエリアに離れてしまうのも嫌で

大きなダイニングテーブルを

リビングダイニングの中央に

鎮座させることにしました。

 

 

私が選んだのは、

恩師の住宅建築家・中村好文氏が

デザインした「フラティーノ」。

長さ2mのナラの無垢材の大テーブルです。

(材質や長さはいくつか種類があります)

 

 

↑搬入したばかりの時

 

 

食事の時だけでなく

料理の盛付をしたり

お菓子を作ったり

お茶を飲みながら会話したり

娘が勉強したり

私が仕事をしたり

息子が撮影した写真の講評会をしたり

洗濯物を畳んだり

大人たちがお酒を飲んでいる横で

子供達がゲームをしたり

 

 

とにかく

おおらかに何でも

受け止めてくれる頼れる存在。

吸い寄せられるように

家族が集まってきます。

 

 

大きなテーブルの良いところは

テーブルに対して

家族の人数が少なければ

必ずしも真正面に座らなくても済むこと。

 

 

もちろん真剣な話をするときには

正面に座りますが

少し言いにくいような

気恥しいような話の時や

別々の作業をしている時は

はす向かいに座ったり

内緒話の時は隣に座ったりして。

 

 

背もたれのないベンチを使用しいるので

着座が気楽にできるのも相まって

家族の距離感を調整しやすい環境です。

 

 

家族との距離感、って

けっこう瞬間瞬間で変わります。

 

 

喧嘩をしたとき

集中しているとき

寂しいとき

相手の機嫌が悪いとき・・・(笑)

 

 

少し距離をおきたい気分なのに

真向かいに座らないといけないのはちょっと辛い。

 

 

居心地が悪いと

自室にこもりがちになったり

自室がなければ外に

居場所を求めるようになったり。

 

 

私も昔経験があるのですが

 

始まりはほんの些細なことで

後々大きな距離を生んでしまう

 

ことがあるのです。

 

 



 

 

家で一緒に過ごしている時間が長いからこそ

家族同士がどんな距離感でいるのが

安心できるのか

居心地が良いのか

気に留めて観察してみましょう。

 

 

もちろん、

あなた自身がどんな距離を保ちたいかを

感じることが大切です。

 

 

家族がそれぞれちょうどよい距離感で

仲良く過ごせるように

ダイニングの席も家具の配置も

大掃除のタイミングで

さりげなく変えてしまって

良いのではないかしら。

 

 

住まいづくりって

お部屋を整えることがゴールなのではなくて

 

 

あなたが居心地よくいられるように

整えるのがゴール

 

 

ですよ!

 

 

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