お城のような、宮殿のような、セーヌ川沿いの美しいゴシック建築。


実はこの綺麗な建物、牢獄でした。


マリー・アントワネットが処刑される前の最後に過ごした独房はここにあります。



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パリ。


コンシェルジュリーです。




この当時の牢獄は有料で、いくらお金を払ったかによって設備が変わりました。


「パイユー」と呼ばれる牢獄は、最も貧しい囚人達が入れられた雑居房。地べたに藁を敷いただけの場所に寝かされ、とても不衛生だったので囚人の多くは病気にかかっていたそうです。


「ピストリエ」と呼ばれる牢獄に入れるのは、ある程度お金を払える中流層の囚人。簡単なベッドがある雑居房。4~5人程度で生活していたそうです。


「プリゾニエ・ドゥ・マーク」と言う牢獄に入れるのは、さらにお金を払える富裕層や著名人の囚人。家具のある独房に入り、希望であれば家具を持ち込む事も出来ました。読書や仕事をする事もできたそうです。






今ではマリー・アントワネットに対する当時の悪評は、そのほとんどがデマや中傷だったと判明しています。


しかし一部の寵臣へのえこひいきや、無類の浪費家である事、ギャンブルにはまってしまっていたという事は紛れもない事実のようです。




最後までマリー・アントワネットを愛し信じ続けた夫・ルイ16世。


ギロチン処刑された王と王妃。


漫画や宝塚ファンの名作「ベルサイユのばら」。


フランス革命、日本人にはあまり馴染みの無い歴史ですが、パリのセーヌ河岸沿いの世界遺産には、多くこの時代の建築物が含まれます。



日本経済は冷え込む一方、しかし海外旅行者にとっては恵みの円高。


この冬どこに行こうかと迷っている方は、フランスの歴史を探索しに行ってはいかがでしょうか。。。




行くぞ、アンドレ!





                              Dice-ket









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