ご無沙汰でございます。


ハナの頭がズルリと剥けた藤村です。


今回の旅はインドとタイでした。


そうです、インドでは2月の上旬にテロがあったんですねー。


なんとか僕はエロテロリストに会わずに済みました…(^_^;)  …ん?、会ってみたい…?







取り急ぎ、インドの写真を。




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今や誰もが知る世界遺産、「タージ・マハル」です。


朝日を浴びて、神秘的ですね。




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裏側です。



ご存知の方も多いと思いますが、ここでウンチク。


タージ・マハルは16世紀頃に現在のモンゴルあたりから中部インド辺りまでを統治していた王朝、ムガル帝国の第5代皇帝「シャー・ジャハーン」により建造されたインド・イスラム建築の最高傑作です。

シャー・ジャハーンは妻のムムターズ・マハルを非常に寵愛し、またムムターズも夫を愛していました。


しかしムムターズは36歳の若さで産褥死してしまいます。


途方も無い悲しみに落ちたシャー・ジャハーンは、妻が死の直前に自分の墓を建てて欲しいとの約束を守る為、それから22年もの歳月をかけてタージマハルを建造させました。


これがタージ・マハルで、タージ・マハルは霊廟なんです。


イスラムのモスクか、宮殿か、なんて思われがちですけどね。


2枚目の写真に写っているヤムナー川の対岸には、黒大理石を基調としたシャー・ジャハーン自身の霊廟を建造し橋で結ばれる予定でしたが、晩年、息子のアウラングゼーブ帝によりアーグラ城に幽閉されてしまいます。


理由は諸説ありますが、タージの建造に莫大な国費が費やされ、国庫が底をつくほどの出費が続いた為とも言われています。




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この写真は、シャー・ジャハーンが幽閉されていた塔から見えるタージの風景です。


シャー・ジャハーンは二度とこの塔から出ることは出来ませんでした。


死ぬまで毎日タージを眺めては涙を流していたと言われています。




あまりにも強すぎた愛、皇帝ゆえにその国家財産を自らのために注ぎすぎた結果、自分の息子に捕らえられると言うあまりにも皮肉な結末に、現代人である我々はどう思うべきなのだろうか。













                                            Dice-ket













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