写真家 藤村 大介 密かに現る!






今日は皆さん皆既日食で盛り上がってますね


僕も見たかったなぁ~

船の手配までしてたのに、行けませんでした…(T_T)

行くとなると一週間近くのブランクが出来るんですがその間に仕事入っちゃいまして…



フリーの人間は辛いですなぁ








エリカ様が前にハイパーメディアのおっさんと皆既日食を見て「感動したー!」ってなったのはトルコだそうですね



と、いうことで今日はトルコ、カッパドキアです


(^_^)v



言わずと知れた世界遺産の風景ですが、一言でカッパドキアと言ってもかなりの広範囲にあり、また、さまざまな景観が楽しめます



写真はカッパドキアを代表する景観の、ギョレメ奇岩群の風景ですね



“妖精の煙突”と言われるキノコの柱のような岩が多く立つ地域が世界遺産としても有名なギョレメ谷です


カッパドキアは他にも、ゼルベ谷、ウチヒサールの岩の要塞、カイマクルやデリンクユの地下都市、ギョレメ国立公園や岩窟教会、等々数多くの必見の見所が集中しています




そもそもカッパドキアは歴史的観点から見てもとても興味深い地域なのです


この地域の歴史の記録は、紀元前7世紀ぐらいになると言われています


近くの都市ハットゥシャに中心部があったヒッタイト帝国の、軍の本拠地が置かれていました


ヒッタイトが滅びた後はしばらく封建貴族による軍事統治が続いていたそうです


その後、紀元前3世紀ごろ、「アリアテラス」によっての統治によりカッパドキアの王位は守られるようになりました



と、ここまでは教科書にも出てくるようなお話でした('-^*)/



しかしカッパドキアには数々の地下都市や洞窟住居、岩窟教会等の「穴」があります


もともと軟らかい石灰質が多い土地柄、雨風によってこのような地形になったのですが、雨でも形が変わると言うことは当然人間でも掘りやすいという事なのですね


元来この辺りにいたキリスト教徒は、イスラム教徒の進出により迫害を受けるようになってきました


なのでその身を隠すように周辺地域にいたキリスト教徒はカッパドキアに移り住み、外からは見えないように地下や、岩の中に穴を掘り隠れ住まいとし、長年暮らさざるを得ませんでした


まるで蟻の巣のような地下都市、カイマクルでは何万人ものキリスト教徒が地下で暮らしていたそうです


今でもまだ穴の住居に暮らしている人々がおり、結構快適のようです



今なお残る岩窟の教会には、顔の部分が剥ぎ落とされたキリストの壁画や、顔の部分が削られた彫像などが残っていて歴史の重さを感じます


地下都市の中の教会は、万が一イスラム兵士に見つかってもキリスト教会だと分らないように、壁画や彫像等が一切無い所もあります


ですが、その掘った教会の形自体が十字架になっているという仕組みの教会もあります



(^O^)/



とても興味深い歴史ですね


トルコは僕の大好きな国の一つなのですが、中でもカッパドキアは見所も歴史も多く、必ず感動できる場所です




みなさん、新婚旅行や家族旅行にはトルコに行きましょう!




飯もウマイ。。。












                                    Dice-ket








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