写真家 藤村 大介 密かに現る!





グリム童話特集、第2弾です



第3弾があるかどうか分かりませんが…







ドイツ、メルヘン街道沿いのハーメルンです




この街もグリム童話の舞台になっている、中世の古い街です



赤ずきんほど誰でも知ってるメジャーな童話ではありませんが、グリム好きなら必ず知っていることでしょう




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ハーメルンの笛吹き男



その昔、13世紀の頃この街で130人もの子供たちが一斉に行方不明になるという事件があったそうです



言い伝えのあらすじは、1284年ハーメルンの人々は「鼠取り」の男にネズミ退治してくれたら報酬を渡すと約束し、男は笛の音でネズミの群れを惹き付け、ヴェーザー川におびき寄せ、ネズミを残さず溺れ死にさせ退治が成功しました。

しかしハーメルンの人々は約束を破り、笛吹き男への報酬を出し渋ってしまいました。

怒った笛吹き男はハーメルンの街を後にし、6月26日の朝に再び戻って来ました。

そして住民が教会にいる間に、笛吹き男は再び笛を吹き鳴らし、ハーメルンの子供達を街から連れ去りました。

130人の少年少女が笛吹き男の後に続き、洞窟の中に誘い入れられ、洞窟は内側から封印され、笛吹き男も洞窟に入った子供達も二度と戻って来なかったというお話です。




またしても、少し重いグリムの世界でした


でも、この言い伝え自体は、グリム兄弟が童話にする以前からかなり具体的に残っている伝承です


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街の中心には、ドイツではよくある「マルクト広場」があり、その周辺に街の主要な建物が集まっています



その中、「結婚式の家」には笛吹き男の物語を人形にした仕掛け時計があったり、教会には笛吹き男のステンドグラスがあったりと、今でもこの街では伝承を堅く守っています



夏には毎週日曜日に、笛吹き男の野外劇があり無料で見られます



僕は数回この街に行った事があるのですが、日曜日だと知らずに行って、観光客の人の多さにびっくりしたことがあります




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                                    Dice-ket