年末のドタバタですっかり遅くなりましたが、先日のLIVE後記を。。。
12/25のLIVEなのでもう一週間が来てしまいますが・・・
この日は、吉祥寺のマンダラ2にて、「九」の倉橋さんにお声掛け頂き、個人的に大ファンでもある「シクスシクス」さんもお誘いしてのLIVEでした。
一番目は「シクスシクス」さん。
最高の奇跡的バランスのデュオ!
どこか懐かしいような、真夏の白昼夢のような、深層心理に働きかけるアンカさん、ミチヤさんの歌声。
とつとつと語るかのように弾かれるアンカさんのアコースティックギターに、時折覆いかぶさるように激しい情念の炎を噴き上げるミチヤさんのエレキギター。
是非とも多くの方に聴いて頂きたいです。
今回も美しく切ない音の海に溺れました。
イケナイ脳内成分が出てきます。涙なしでは聴けません。。。
2番目は不汁無知ル。
美しさとは無縁の泥臭い我々。
不条理・因習などを扱った曲が多いのですが、この日のLIVE全体のバランスとしては良かったのではないかな、と思います。
私としては是非またやりたい組合わせでした。
新しい曲はLIVEで籠めた状態で歌っていかないと、練習でいくらやっても肝心のところが育たない。
不思議だなあ・・・と思います。
タンゴ頑張ろう!
最後のトリは「九」さん。
優しくて美しい音。そして鍛錬された華麗なる演奏技術!
本当にうっとりと聴いていられる、音楽です。
以前にも書きましたが、「音楽」そのものに真摯に向き合っておられる方々です。
私なんぞにはこの境地に行ける気がしません。。。
お誘い頂けたのも奇跡です。
この日はクリスマスの日。
唯一、九さんだけがクリスマスソングを演奏してくれました。
私はキリスト教ではありませんが、イエス・キリストはきっと立派な方だったのだろうな…と思いながら聴きました。
そしてね、ピアノの倉橋さん、ギターの田窪さんの、ゆる~いMCが面白いんですよ~!
オチが・・・オチが・・・無いwww
このほっこりMCで和んだあとにくる、キリっと引き締まった演奏とのギャップがたまりません。
この方向性で貫いて欲しいです。
ラジオの音楽番組を聴いているような楽しさでした。
やはり最後を九のお二人でしめて頂くのはいいですね。
最後に救いの光が差したような、そんな雰囲気を残してくれました^^
またご一緒出来たら嬉しいです。
TVから流れてくる音楽だけがこの世界の音楽全てではありません。
むしろ優れているものが多い。
大メジャーではなくとも、本物の良い音楽が存在します。
なのに隠されている。
お茶の間向けじゃない、ジャリンコ達が群がらない、そのためお金が動かない。
この構造です。
さて、今年も今日一日で終わり。
毎度のことながら駆けずり回った一年でした。
なんだかんだ言っても、動ける身体があることに感謝。
来年も健康に気を付けて頑張ろうと思います。
皆様、一年お世話になり、本当に有難うございました!
良いお年をお迎え下さい