526-0021
滋賀県長浜市八幡中山町806-8-102
0749-53-3478
鍼灸整骨院悠
よろしくお願いします!
http://www.seikotu-you.com/
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正月から今日で見事31連勤・・・
さすがに身体もピークを迎えているようです。

施術にはほとんど力を使わないので筋肉痛とかは全くないのですが、
疲れてないつもりでも、きっと疲れは蓄積しているんでしょう。

さて今夜の症例報告は肩関節の腱板とよばれている4種類の筋肉の断裂についてです。

2回目の来院のKさん。

腰が急に痛くて寝返りもうてないとのことです。

いつものように検査します。
久しぶりの来院だったため全身くまなくチェック!

以前来られた時は、右肩が全く上げることができず前回の治療でほとんど肩はあがるようになっていたんですが、半年ぶりに診ると、
上がるのは上がるんですが、上げるとき、降ろすときに痛みが残っているとのこと。

半年前に来られてからは病院でのリハビリを行っていたようですが、
特に改善はみられないとのこと。


もともと壁に肩を強打した時に嫌な違和感を覚え、病院受診で腱板完全断裂と診断されました。
 


病院ではリハビリか肩の人工関節の手術を勧められたのこと。

―手術?
―しかも人工関節??
―腱板再建術じゃなくて???

医療は日進月歩といいますが、以前整形に勤務していた時は、
腱板再建術しか知りませんでしたが、最近は肩にも人工関節があるなんて全く知らず。
自分の世間の医療への遅れを感じました。

・・・しかし手術なんてとんでもないですよ!!!

検査の結果、腰痛も肩の痛みも右肘の強烈な歪みからきてるであろうと判断し、
その旨をKさんにも伝え施術開始。

まずいつものように下がっていた橈骨(前腕の親指側の骨)を微圧にて元の位置に治します。

肘のとがった骨の部分、いわゆる肘頭と呼ばれる部分ですが、
その肘頭の内外のくぼんだ部分、その片方を押すと違和感を感じるそうです。

肘を曲げてもらうと、まっすぐに曲がらず指先は肩とは全然違う方向に。
手のひらもまっすぐ上を向くことができません。

違和感を感じる部分と反対のくぼみから肘頭に輸気(そっと押さえる)すること3分。
ミシミシっと肘がもとに戻っていくのがわかります。

その後、腕全体を整え、合計で10分くらいでしょうか?

少し休憩を取ってもらい座ってもらい腕を上げてもらいます。

―どうですか?

―痛みほとんど無くなりました!!
―肘もきれいにまっすぐ曲がるし。
―腰痛も無くなってます。



Kさんは肘の強いねじれから肩が前方にかなり飛び出していました。
肩がもとの位置とは違う場所にあるのに、いくらリハビリしてトレーニングをして筋肉を動かしても、
筋肉がまともに働くはずもなく、効果半減は言うまでもありません。

肩の痛みのほとんどが、原因は肩とは違う場所に存在します。
肘であったり手首であったり、肋骨・骨盤・脊椎・・・・・・

またひとつ勉強させていただきました。


手術なども選択肢のひとつですが、
手術してしまえば身体の一部分の機能だけでなく、全身に影響が及びます。

そしてどこの病院・治療院に行っても
『手術してるからしかたないよ・・・』と言われるのです。


手術しかない・・・というような症例ももちろんたくさんあります。
しかし、今回のように手術を回避して元どうりの生活を送ることができる症例は、
きっとそれよりずっと多いはずです。

世の中、頑張っていらっしゃる素晴らしい先生方がたくさんおられます。

出会いは運命。

治療家と患者様の出会いも運命ですが、
世のなかにもっと痛みで苦しむ人たちが減ることを祈るばかりです。

私もまだまだ未熟で治せない患者様もなかにはおられますが、
10年後!きっと今より笑顔が増やせるようになります!!
今夜は雨ですね。
一雨ごとに暖かくなる毎日。
もしかしてもう春が近づいているのでしょうか?
関東ではもう桜が咲いているところもあるとか…


さて今夜おいでになられたのは、以前坐骨神経痛で通っておられたOさんのご紹介で、
職場の同僚のSさんが来られました。

なんでも9月から4か月間腰痛がひどいとのこと。
整体にも行っても治らず、Oさんのご紹介で初受診です。


さて、後ろから全体を見てみると、
腰が左凸にC字に曲がっています。

・・・これは痛い。。。

どのくらいC字かって、左の脇腹は服の下が腰の筋肉でいっぱい埋まっているのに、
右の脇腹は、凹になりすぎて服の下がスッカラカンで空間になっているほど。

左の肩甲骨は下がり、首は左に向くのも倒すのもつらいとのことです。

仰向けに寝てもらいます。

左足首と左の腕にかなりの異常が見つかりました。
とにかく肘周りの歪みが激しい。

相当毎日お仕事頑張って腕を酷使されているのでしょう。

夜も遅いのでさっそく治療開始。

まずは両足首、両手首のポイントに輸気(そっと触れる)して緩めます。
異常となった左肘の歪みをこれもまた輸気して、親指側の橈骨という骨と、
小指側の尺骨という骨のバランスを整えます。

10分ほどで左前腕・上腕がもとにリセットされたので一度休憩を取った後、立ち上がってもらいます。

すると左肩甲骨の内側に重みを感じるとのこと。

すでにこの時点で骨盤の歪みとC字に曲がった歪みは解消されています。

身体って不思議でしょ。
まったく腰と骨盤を触らずに、腕のねじれを取るだけで整ってしまうんだから。


そして左肩甲骨が重くなった理由。
それは左腕のねじれが解消されたために左肩甲骨の位置が元の場所に戻り、
肩甲骨周辺の筋肉に対して治療していないのに、肩甲骨だけ元の位置に
戻ってしまったもんだから、肩甲骨周辺の筋肉がびっくりして緊張してしまった為。

そこで肩甲骨周辺の治療に手の親指の付け根を使いました。

 

この部分が肩甲骨に対応しますので、肩甲骨内側や周辺がだるい方は揉んでみてください。
敏感な方であれば、揉んでる最中に肩甲骨周辺の筋肉が動くのがわかるはずです。


さてSさんの肩甲骨周辺の重みはすぐに消えました。

そしてもう一度検査すると、最後に肋骨の歪みが残っています。

お分かりでしょうか?

前腕→肘→上腕→肩甲骨→肋骨→腰

ちょうど順番に取れていってるでしょ。

肋骨のねじれは手のひらと甲のある部分を軽くなでて、
それから正體術(特定のポジションを作り脱力させる方法)を使い矯正。


しばらく休憩を取ってもらい立ち上がってもらうと、

ーあぁ~今は何ともないっすねぇ~!

C字に曲がっていた身体もまっすぐきれいに!


ただ手を酷使されるとのこと。
この歪みがまたもとに戻らないよう願うばかりです。

いや酷使しても戻らないよう、自分の技術をあげればいい話なんです。
まだまだ成長途中です。
いつか一度の治療で、患者さんの絶対的な笑顔を頂けるよう。
明日からも頑張ろう!






いやぁ~今年は暖冬ですね・・・
こんなに雪の降らない年も珍しいです。
雪かきで体重落とす予定が。
トホホホホ・・・・・・・・

さて今回の症例はなんと私。

もともと関節が非常に柔らかく、ちょっとしたことで歪んでしまう自分の身体。

時にはいい実験台になりますが、痛いというのはあんまり気分のいいものではないですね。
患者様の痛みに敏感なのも、自分が痛いのが大嫌いなせいです。

昨夜、寝る前に右肩の三角筋の後ろのあたりに妙な痛み?違和感を感じていました。

あれっ?
仕事忙しかったから疲れて腕がねじれちゃったのかな?

と、思いつつ、腕のねじれだけ治していつもより少し早く寝ました。

そして朝起きて布団をたたもうと布団持ったまま歩いたら、
突然!!!
右膝になんともいえない初めて経験するような痛みが走りました。

なんだ?

すぐに治るかと思い軽く動かしてみたものの、やはり歩いて着地するたびに激痛((+_+))

これはただごとではないと。

出勤時間まであと少し。

ギリギリでしたがこのままでは仕事にならんと思い、急遽リビングで検査。

仰向けに寝て骨盤のゆがみを確かめると・・・

右の骨盤がなぜがかなり前に倒れています。
骨盤の前に触れる骨が、左右比べると右の骨だけ下に下がってるんですね。

しかもいつもより歪み方が激しい。

足の骨も歪みが激しく、これは疲れなのか?
と思いつつのんびり考えている暇もなく応急処置。

ちなみに、骨盤が前に下がりすぎると、同じ側の膝に上から骨盤より上の重みがかかりすぎで、膝が背中の方に過伸展しずぎます。
つまりいつも曲がっている方向と逆の方に向かって曲がろうとする力がかかります。

医学的には「反張膝」と呼ばれるやつです。

これは膝の関節もさることながら、お皿の周りになんとも違和感が走り、とても立っていられません。
生まれつき反張膝の方もおられますが、平気な方もおられますが、かなり膝をわるくされる方が多いです。


さて治療はというと、時間がなかったので。
手の小指の先の部分。
ちょうど足首に対応している部分をさっとなで、足首の骨を治しました。

いくら骨盤を元に戻しても足を治さないと骨盤の歪みは再発します。

足の腓骨(スネの外側の骨)が下がっていたのでこれも脳の反射によって治します。

腓骨が下がると、同じ側の前腕の骨も歪んできます。
これは歪んだ骨を元の方向に2分ほど軽く圧をかけて矯正。

そしていよいよ骨盤。

脳反射で治しても良かったのですが、時間がなかった為、
正體術という矯正法を使いました。

特定のポジションに全身をねじり、5センチほど足を持ち上げて、ストンっと床に落とす。
これを2・3回行います。

たったこれだけ。

そして、ゆっくり立ち上がり検査をすると、骨盤のゆがみも治っています。
膝はというと、これもすっかり痛み無くなりました。

すっきりしたということで、慌てて仕事に向かいました。

その後一日仕事しましたが、なんとか再発もせず無事夜を迎えました。


自分の身体だからこそ、すぐに痛みの特定ができましたが、
このスピード。
日常診療にも活用できればいいのですが。

悪い癖で、患者様に対しては慎重になりすぎるのか検査に時間をかけすぎてしまいます。

もっと勉強!
もっと経験!
もっと情熱!

明日からも頑張ります。