(設定)
放課後、別の教室で行われた”赤点組”の数学の補習から自分の教室に帰ってきた時の出来事。
そこには、一人で今日の授業で出された宿題をする内山奈月の姿が、
内山奈月『あ!数学の補習終わったの?』
自分『あ!びっくりした!まだいたのかよ!?』
内山『”まだ”って、待ってたんだけど!!!私が数学教えてあげようかなって思って!』
自分『もう、ヤダよ数学!やりたかねぇよ!』
内山『ねぇこれ解いてみて!!!ふふふ』
黒板に問題を書き出す内山。
自分『こんなもんわかるわけねぇだろ!(笑)、…。eの980倍した平方根に、128をかける?…。う~んっと…。』
内山『もう!バカなんだから~ふふふ』
自分『普通にわかんねぇべよこんなん!』
内山『待って、こうやるの』
おもむろに黒板消しで問題を消しだす内山。
自分『何してんだよ!全然読めねぇよ!』
内山『わかってないなぁ!鈍感なんだから!!!私のハートの方程式、何でいつまでたっても解けないの!?』
自分『』
黒板の文字に気付く←
じっとこちらを見つめてくる内山。
自分『難問すぎるよ、まったくよ~!まぁ俺も、、、』
内山『俺も何?、、、、』
自分『、、、。内山と付き合える確率を密かに計算してたんだ。』
内山『ふふふ、期待値いくつだった?』
自分『どうせ間違ってるから言わねぇ!』
内山『じゃぁ一緒にその答え合わせしよう』
ギュって手を握られる。
内山『クラスに女子が18人でしょ、そのうち彼氏がいるのがn人で~、、、ふふふだ~い好き(ギュッ)』
嬉しそうに俺の手を引きながら2人が結ばれる確率を計算する内山。
素数のように割り切れないカップルでいたい。
ではでは←