四国2日目。高知市東部野球場へ女子野球を見に行くことに。

まずはホテルで朝食を。

バイキング方式ではなく厨房のおっさんがお盆ごと持って来る方式。和食と洋食の2タイプ。チェックインの時にフロントでどちらにするか聞かれる。

朝食の内容から察してもらえる通り最近泊まった中で最もパンチの効いた宿だった。

屋上の洗濯機は無料だけど、遅い時間までアジア系の外国人が占拠していて、結局洗濯できなかった。長期滞在の工事関係者が多い。

そのせいか朝食は5:30からと超早め。自分も朝型なのでその恩恵に預かる。

フロントは20時で不在になるが、部屋の鍵はオートロック方式なので、インロックをしてしまうとALS○Kを呼ぶ羽目になるらしい(Google Mapの口コミで読んだ)。

制約はあるが、3連休に5,000円以下で泊まれるところもそうそうないので、理解して泊まれば問題はない。できればもう1泊したいところだったけど、空きがなかったので今夜は別のところに泊まる。

知寄町1丁目8:00=(とさでん交通)=8:12東部球場前

降ったり止んだりの雨模様。

降りると目の前に2002年のくろしお国体で作られたプール「くろしおアリーナ」がそびえ立つ

球場はバス停から歩いて7～8分ほど。バス停名が「球場前」のわりには結構歩く。

▽球場外観

やってなかったが球場前には売店もあった

今日はここで女子中学軟式野球大会を見る。四国4県のチームが集まる交流大会で今年で6回目になるのだそう。

▽球場全景

両翼94 中堅120 照明なし

オリックス二軍もキャンプを行っていたメジャーな球場。だけど高知ファイティングドッグスはここであまり試合をやらない。ナイター施設がないからなのかも。

▽バックネット裏スタンド

最上段席は後ろの手すりとの間にスペースがありもたれることができない。

この大会にはアナウンスがある。スコアボードも使用する。

マイナーな試合ばかり見てるとそれだけで感動する。天候を考慮してか試合は予定より20分ほど早い8:41に始まった。

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高知家ダイヤモンドスポーツフェスタ2024

第6回四国女子中学軟式野球交流大会

香川ｵﾘｰﾌﾞｶﾞｰﾙｽﾞDHC１ｰ０ﾏﾄﾞﾝﾅｼﾞｭﾆｱ愛媛

(高知東部8:41～10:05)

愛媛００００００００=０

香川０１０００００Ｘ=１

香川)千葉7

愛媛)高岡3.0-和気0-山本3

2表、香川はこの回先頭の宮瀧がライト前ヒットで出塁すると、続く平池がレフトオーバーの3塁打を放ち宮瀧が生還。香川1-0愛媛。

この1点を香川のエース千葉が1安打完封で守り切り決勝に駒を進めた。

4表に香川のレフトが落球するエラーがあった。投手の千葉はそこまでノーヒットに抑えていた。守るほうは少しプレッシャーがあったのかもしれない。千葉が後続を打ち取って事なきを得たが、ベンチに戻ってきたその外野手に監督がこんなことを言っていた。

「ナイスナイス！お前のおかげでみんなの緊張取れたんや！ナイスプレーやぞ！」

その外野手はどれだけ心のつかえが取れたこか。胸の熱くなる瞬間だった。色んな野球を見に行くが、こういう指導者に会えるのが少年野球や学童野球の醍醐味だと思う。

試合終了10:05

この大会は隣の多目的グラウンドでも行われている。同じ時刻にこちらで高知と徳島の対戦が行われており、負けたチーム同士が多目的グラウンドで「交流試合」を行う。

まだ第1試合も行われていたので行ってみたが、アナウンスもなくまぁ普通のグラウンドだった。

少し迷ったけど、ここを球場とするのもなんもなく気が引けるので、観戦はやめておくことにした。

帰りにプールを覗いてみたが、スタンドや食堂もある立派な施設だった。

食パンを買ってきたが、ここでお昼を調達するのもアリだったかもしれない。

東部球場前11:10＝11:28堺町。

東部球場前バス停は下田川沿いにあり、バスの走ってくる姿が絵になる。

堺町までの運賃400円。ICカード「ですか」の残額が150円だったので、不足分を現金で払おうとしたら「できない」とのことだった。結局1,000円チャージして運賃を支払った。残額750円。残りは明日高知工科大学へ行くときに使おう。

今日は韓国から帰国してちょうど4週間に当たる日。赤十字の規定によると、帰国して4週間後の同曜日から献血が可能とのこと。

なので、さっそくハートピアやまもも献血ルームで352回目の献血。事前問診をしておいたおかげで大きなどら焼をもらった。

円安の影響で全国どこに行っても外国人が多く、宿が高い。担当してくれた看護師に高知はどうですかと尋ねたら、県がクルーズ船の寄港を誘致しているらしく、その寄港があったときは欧米の人や中国の人で帯屋町の商店街がいっぱいになるとのことだった。街頭で献血を呼び掛けていたら中国の人だったのよ、とコロコロ笑って答えてくれた。

僕はこういう話を拾うのが好きだ。今日もいい観戦といい献血ができた。