とても久しぶりの記事になります。

今年始めた渓流釣り。
山登りで川と出会うのは全く違う、とても良い自然との関わりを知りました。

一生の楽しみになりそうです。

そのことは、また改めて書いてみたいと思います。
 

 

13年前、ジムニーとの出会い

今年、渓流釣りには古いジムニーと一緒にいきました。初期登録から20年以上経過したJB23という形式で、自分は、13年前に中古車として見かけて、即、購入したものです。このジムニーとは、山岳登山で、いろんな林道や雪道を走ってきましたので、渓流釣りでも心強いパートナーでした。

 

 

前オーナーは、定住先の別荘の足として使われていたそうで、10万キロの走行距離、年式相応ながら、エンジン音も、まだまだ元気でした。自分にとって、日常の足であり、林道を行き、畑の野菜を積み、氷点下20度を下回る冬でも負けず、自分にとって生活の一部として、欠かせない存在になりました。

今年7月、いつもメンテナンスをお願いしている工場に、来年2月の車検に向けて相談しました。実は、ラダーフレームの腐食が、中古車購入後の車検で、たびたび指摘され、6年ほど前に、徹底的に溶接補強をして修理しました。自分としては、このジムニーに、ずっと乗り続けるつもりでした。

 


しかし、フレームの腐食は、完全には治らずに再発。車検のたびに補強してきましたが、今回、フレームに大きな穴が開いてしまい、次の車検を通せないことが、はっきりしました。

次の車をどうしよう

登山や釣り以外に、そもそも地方では、車がなければ生活ができません。雪や凍結のため4WDと、自分には登坂力のためターボも必須です。

ジムニーの中古車を探しましたが、価格と状態のバランスがとれません。なにしろ、次の車検まで半年しかないので、新車で買うしかないと覚悟し、スズキのディーラーに行きましたが甘かった。新型ジムニーの納期は1年。次の車検に間に合いません。

残ったのが、それでも最長5ヶ月待ちですが、納期優先でハスラーという選択でした。実は、ハスラーは可愛いという印象で、自分が乗るイメージは全くありません。

試乗したら、古いジムニーとは格段の乗り心地ながら、内装のメーター周りのベゼルが、オレンジや青など、どうも馴染めません。しかも考えていたグレードは、フォグランプなし。霧が多い地域なので、フォグ無しはありえません。

 

フォグ以外にも、希望オプションを積みあげて計算すると、特別仕様車のJSTYLE IIというモデルと、ほぼ価格差がなくなることがわかりました。最低グレードを買うつもりが、最高グレードになってしまいました。考えていたジムニー購入予算もオーバーで、正直、渋々でした。

JSTYLE IIにオプションで、ジムニーで下回りの腐食が命取りになったので、下回り腐食保護の塗装、遊び心で、室内天井に装着する釣りロッドホルダー(三本用)、外装にグレーのデカールの2点を加えて、契約をしました。

ハスラーがやってきた
 

契約後、納車まで数ヶ月ありますから、ハスラーの楽しみ方を調べてみましたYouTubeには、ラフロードを走るハスラーや、車中泊の様子など、たくさんの楽しみ方がアップされていました。みなさん、小さな車内を上手に活かして、楽しんでいらっしゃいます。

調べるうちに、だんだんとハスラーとの生活が楽しみになってきました。

特に憧れたのが、ハスラーの後部、トノカバー代わりの木製ラゲッジボードです。DIYで作られる方もいらっしゃるようですが、自分は不器用なので、ネット注文で、アカシア材でつくって頂き、ハスラーがくるのを待っていました。部屋の中でも、ラゲッジボードの上でコーヒーを飲んでみたり、気分を盛り上げながら、ハスラー車窓Cafeを、早速やってみたいとワクワクが止まりません。

 


そして、契約から4ヶ月。2023年11月半ば、ようやくハスラーがやってきました。

ハスラーの納車は、ジムニーとの別れでもあります。

 

ディーラーで、ジムニーとハスラーの二台が並ぶところをみて、ジムニーへの感謝でジンときました。最後は満身創痍のジムニーでしたが、この車との出会いがあったからこそ、長野県のいろんな山岳に登ることができました。

 

感謝の気持ちを込めて、ジムニーに手を置く様子を見ていた担当営業さんが、丁寧な言い方で「ジムニーをお預かりします」と言ってくれたのが、うれしかった。

 


その当日から三日間の様子を動画にして、YouTubeにアップしました。
もし良かったら、ご覧になってください。

 


これからハスラーと

早いもので、ハスラーの納車から約1ヶ月が過ぎました。まもなく、1ヶ月点検の時期です。いま、畑作業の行き帰りだけでなく、長野から東京への長距離ドライブ、星空撮影など、いろんな楽しい使い方を試しています。小さいけれど、四角なボディは、車窓Cafeや車中泊に使いやすいですね。

 

 

実は、身長175cmの自分が、ハスラー車内で楽しめるか、頭がつっかえないか心配でした。二人用の山岳テントを思えば、同じような感じで楽しめそうです。ただ、その時は、天井のロッドフォルダは、天井にビス留めされたレースをのぞき、全て外しています。山岳テントのようでありながら、外の風景をみながら、木製テーブルでCafeも楽しむのが、最高の贅沢です。

これから、農具や収穫物を積んだ畑との行き帰りはもちろん、渓流釣りやハイキングなど、ハスラーと自然に出る時間を楽しみたいと思います。動画の作り方も勉強して、YouTubeにもアップしてゆきたいです。

ハスラーとゆく来年の渓流釣り解禁が、楽しみです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。