節分、立春の茶事のあと、道具を換えて飯後の茶事研究会を行った。

雪のなか、ご参加の皆様、お疲れさまでした。

本席の床に、千蔭の筆で大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天橋立。

小式部内侍だろうか、女房は岡本豊彦画。


節分には遅いが、鬼退治で有名な大江山ということで掛けてみた。

小堀遠州の膳所焼大江と丹波焼生野は耳付きの茶入れで、茶人は肩から小さく上に付いている耳を鬼の角に見立てたのだろう。

小式部内侍の有名な哥から、鬼を連想するのは茶人ならではのような気もする。


さて、こんな話を席入りのあいさつのときにしながら、掛け軸をあらためて眺めていると、豊彦の絵が鬼退治に関わるようなものに見えてきた。


片ひざをたてているような女房の様子や、傍らに置いてある家具が、なんだか分からない。

大江山の鬼退治は、源頼光が酒天童子を退治した物語が有名なのだそうだ。

なんだか分からない家具が、鬼退治の武器を象徴しているように思えてきた。


検索してみても、分からないので、どなたかご教示いただけるとありがたくぞんじます。