おはようございます、門脇です。
 
本日も先週土曜の市民講座についてのレポートの続きになります。
 
 
 
に続き本日は③
 
昨日の記事で、会を運営する際には①会費・寄付金、②自主事業収入に重点を置く必要がある点についてご紹介しました。
 
しかし、助成金もうまく活用して運営したい!!というのが運営する側の本音ではないでしょうか。
 
助成金を取得しやすくする方法について、上田先生はある助成金交付団体の審査委員も務めているとのことで、あまり詳しくはお話できないとのことでした。。。
 
が、助成金申請する際のポイントについていくつか教えていただきました。
 
 
■申請条件について書かれている説明書きをよく読みましょう。
 
⇒裏技は一切無いとのこと。
 
その代わり、申請条件に1つでも当てはまらないと審査の対象にならないため、せっかく時間をかけて作った書類が無駄になってしまうとのことでした。
 
例えば、「郵送か電子申請のみの受付」とあるのに、締め切り当日に持込してきた場合は無効になるそうです。
 

■期限に余裕をもって申請しましょう。
 
⇒8割方は締め切り当日に申請されるそうです。締め切り日に送ってくる=準備していなかったんだなという印象になるそうです。
 

■会の規模と申請額の大きさについて
 
⇒会の規模を見るのに「会員数」が重要な基準になるとのことでした。
 
協力者が多いのに会員数が少ない、それなのに申請額が大きすぎるという場合は交付することができないそうです。
 

■助成金を交付することがその団体のためになるか?
 
⇒助成金申請の際に、助成を取りたい会の運営スケジュール等細かな予定まで決める必要があります。
 
開催前には事前にポスターを提出しなければならず、開催後は速やかに報告しなければなりません。
 
助成金の交付を決定したときに、その団体が助成金の交付のために縛られて運営が大変になる可能性がある場合、全ての開催日に対してではなく、一部の開催日に対して助成金を交付することがあるとのことでした。
 

■申請している経費の内容が会の趣旨と一致していない
 
⇒例えば、地域のイベントを企画しているのにもかかわらず、経費の内容に「ビデオカメラ」と書いてある場合、カメラを購入したいがために助成金を申請しているのでは?と思われて落とされてしまうそうです。
 
団体の財源を使用して運営することが基本で、その中で貧困家庭に対する会費を無料にしたいために助成金を申請するとか、会を運営してきて参加者の人数が増えてきたためスタッフに安全管理の講習会を受講させたい等の申請になると、審査する側もOKを出しやすいとのことでした。
 

■団体の中で話し合いが持たれて申請されているか?
 
⇒よく、団体の代表が勝手に助成金を申請してくることがあるそうです。
 
そのような申請は、審査員の方が見るとスケジュール的に難しいイベントになっていたり、なぜ必要なのかよく分からない経費が入れてあったりするとのことでした。
 
助成金の申請書類を作成したら、団体の仲間や家族、友人に見てもらって、おかしなところが無いかどうか?確認してもらうと良いそうです。
 

以上、先生があまり話せない中でご紹介してくださったポイントになります。
 
助成金の申請書類の作成はかなり大変です。私も経験済みです(^^;)
 
助成金の申請に時間や体力を費やして団体の目的が見えなくなってしまうようなら申請しない方が良いです。
 
助成金が団体の成長を妨げてしまうこともあるということで、申請する時には仲間とよく話し合うことが重要だということが分かりました。
 
…つづく。
 
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