日本人会の時、一緒のテーブルだった4人は皆、ゴルフをした。京都出身の人が「明日、ゴルフに行きませんか?」と言ったが私は「明日は今日の酒が残っているかも知れないから」と断わったがM氏が行くことになり2人で行ったらしい。それから4〜5日経つたころ、家から車で15分位の所にある、ゴルフ場の練習場に行ったら京都人が6歳位の男の子を連れて来ていたので話しをしたらスービックに事務所があって日本の中古車を輸入して販売をする仕事の準備中だと言っていた。それから一週間後位だろうか、京都人が殺されたと、もう一人の日本人、K氏から連絡があった。彼の話しによるとスービックの事務所で死んでいたと言う。あとから聞いた話しだが京都人は末期癌で持つても半年位だったと言う。K氏が現場迄行って確認したと言い、警察は事務所で殺されたと言っているが車のトランクに血痕があったそうで、身体に数か所、ナタでメッタ切りされていたと言う。こっちの警察は良く調べ無いのでK氏がフィリピーナの奥さんに「警察に金を握らせないと調べ無いから金を渡してお願いしたら」と言ったそうだが、しなかったらしい。結局、真相は闇の中。当然、生命保険に入っていたから、後日、日本から保険の調査員が来たらしいが警察が分からないのだから分かるはずも無く、保険金は支払われたらしい。死期が近い人を何故、殺すのか?保険金は病死よりも事故死の方が倍額という保険がある。どうせ死ぬなら保険金は多い方が良いと言う事か。この国は怖い! 続く。