毎年3月29日はひな市。
文字通り、昔はお雛様が売られ賑やかな市だったのですが、今ではかなり寂しくなってしまいました。
ここの長屋にも、ガラスケースに入ったお雛様が山積みだったんですよ。
子どもの頃は、親にお小遣いをもらって出かけられるのは、こういった時だけだったので、ワクワクしたものです。
飴屋のおじさんが作る鶴などは素晴らしかったなぁ。
最後にハサミを入れて、羽ばたく羽根が出来上がる瞬間は、感動的でした。
でも、食べたかったのは苺にベッコウ飴がコーティングされたほうで、悩みました。
色紙に描く砂絵も楽しかった。
カラフルなひよこやミドリガメも売られてた。
焼きまんじゅうや、たい焼きなども普段は食べられなかったし。
暮らしが便利になると、田舎の過疎化は進んでしまいますね。