富士山の神社

富士山には2つの神社が鎮座しています。

1つは、須走口、吉田口、河口湖口の登山道を登りきった頂上にある久須志(くすし)神社です。

この久須志神社は、富士山本宮浅間神社の奥宮の末社で、大名牟遅命(おおなむらのみこと)、少彦名命(ちくなひこなのみこと)が祀られています。

もう1つは、お鉢巡り（富士山頂の噴火口を一周する事）の途中にある富士山本宮浅間神社の奥宮です。

この奥宮には、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られています。

古事記に記された日本神話には、木花開耶姫命が、燃え盛る炎の中で3人の御子を無事出産したと伝えられており、子授け、安産、子育ての祈願や、日本一高い山で運気を上げるという事から、この神社で結婚式を挙げるカップルも増えてきています。