私の半世紀ストーリ③（思春期～上京）

さて、ファッションモデルに憧れを抱きながら

大学生になった私。

なんと、私が住むことになったのは、

お洒落な街、南青山でした～～。

母の親友が、南青山に自宅があり、

その家の「離れ」を借りることになったのです。

私って、ほんと、ツイているのでした。

引き寄せが大得意だったんです！

そして、近くのファッション関係者が

集まるイタリアンレストランで

バイトをすることになりました。

そこで、私は、

当時、自由劇場の女優さんだった

余貴美子さんと、バイト仲間でした。

他にも、タレント、モデル志望の可愛い

女の子ばかりが、そのお店のスタッフでした。

そして、お店に出入りしている人たちも、

アパレル関係や、ファッション誌の

編集者やスタイリストさんばかりでした。

そして、ある日、とうとう

モデルクラブの人に声をかけられたのです。

「中学時代から、憧れていた

ファッションモデルに、私もなれるかも？？」

って、ワクワクしました！

しかし、最初に入ったお仕事は、スーパーか何かの

チラシのお仕事でした。

モデルクラブに登録して、すぐに

オーディションも、トレーニングも何もなく、

いきなり撮影現場に呼ばれたのです。

いきなり、田舎出身の、人見知りの女の子が、

カメラの前に立たされて、

「はい、笑って〜！　ポーズをとって！」

と言われても、顔はひきつるばかり・・・

しまいには、カメラマンさんから、

「お前、それでもモデルかよ！　帰れ！」と

怒鳴られてしまいました。（泣）

本当に、手痛い、洗礼を受けたのでした。

この件で、悔しい思いをしたので、

それ以降、ウーオーキングのレッスンに通い、

撮影される際のポージングなども、必死で練習しました。

そして、少しずつですが、笑って、ポーズを取れるように

なっていきました。

（これは、プロのモデルになる前に、学生として、アンアンに掲載

された写真です。）

そして、徐々に、

オーディションに呼ばれる

ようになっていったのです。

がしかし、

私は、身長163ｃｍと、ショーモデルとしては、

身長が低すぎました。

周りを見ても、身長が１７０cm以上ある、細身に

美しい方ばかり・・・

次第に、「モデルよりも、

タレントや、女優の方が、良いのでは？」

と思うようになっていきました。

そこで、またもや、私の目の前を阻んだのは、

「口下手」「コミュニケーション苦手」という性格。

映画やCMのオーディションに行っても、

自分をうまくアピールすることができませんでした～。

それ以前に、自分に全く自信がありませんでした。

自分の魅力を良く知っていて、

審査員の印象に残るアピールができる

ライバルたちを見て、

「このままじゃ、売れない・・・」と思いました。

でも、諦めることもできませんでした〜。

それで、また、一発奮起した私は、

自分で授業料を払い、俳優座の女優さんから

演技指導を受けることにしたのです。

私の半世紀ストーリ⑤（大学＆タレント時代～女優）

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私の半世紀ストーリ④（上京～大学＆モデル時代）