高知で育ち
大学は京都(京都大学)へ。
そして就職は東京にて
会社員を。
だけど(株)リクルートなので、
ちょっと違う方向?だったみたい。
理由は様々あるとのことですが
忙しすぎて本を読めない
ということも理由のひとつ。
3年後に退職されています
ひたすら本好きの少女が
どのようにして育ち、
何の本や漫画を読んで
今をときめく書評家となったのか。
大変興味深く読ませていただきました。
香帆ちゃんが紹介している本は
YouTubeなどでも見て知っていましたが
こちらのエッセイには
本や漫画はもちろん
ご自分のことを丁寧に書かれていて
より彼女に対して
親近感を抱く結果となりました
エッセイに書かれている内容の
順序としては
まず地元の高知での生活、
そのあと京都での学生生活が
書かれているのですが
京都での学生生活において
鴨川が頻繁に登場。
私も鴨川でよく遊んでいた派だったため
イメージしやすく
”鴨川の使い方”もほぼ一緒で
懐かしく読ませていただきました。
また本への愛情と
知識が素晴らしい彼女なので
「読書」の章では数々の小説や漫画が
紹介されていて書評もされています。
中でも気になったのは
大学時代に彼女が抱えた読書体験による
トラウマ。
そのもととなった2作品が挙げられていて
私はどちらとも読んでみたいなと
思いました。
私はもうアラフィフだし
これらを読んでも
当時の彼女のようなトラウマは
抱えないはずよ
具体的には
“学生運動”と”オウム真理教”関係の本です。
あと、
彼女のYouTubeも面白いんですよねー。
香帆ちゃんは高知県出身なので
なんとなくそのイメージから
幕末好きかと思いきや
京都大学大学院では
万葉集を研究していたほどの
古典好き。
そもそも奈良、平安に興味を持ったのは
中高時代に読んだ
ラノベ「なんて素敵にジャパネスク」の
影響なんですって!
私の時代のラノベですよ、これ
ちなみに香帆ちゃんは
94年生まれらしいです。
若いのに私達世代の漫画やラノベに
詳しいのも好感度
源氏物語について書かれた本もあるので
それを買わねばと
今思っているところでして、
これこれー
源氏物語のお話を全く知らない人でも
わかるように作られたらしい。
あと、
今年の大河ドラマが紫式部なので
ご興味のある方にはこちらのYouTubeが
面白いかもしれません
https://youtu.be/em6pCfdXULI?si=LzD1jMTJJkd0rKhi