ビストロ・パ・マルシリーズ
第4作目
発売日を待ち望んでおりましたぁ
近藤史恵
「間の悪いスフレ」
そして
一気読みは勿体無いので
毎日少しずつ読ませていただきまして
昨日読了
こちらのシリーズ自体は
何年も前からあるのですが
私はここ最近出会い
一作目から読ませていただいた為
内容がまだまだ記憶に新しいし
登場人物のキャラもとても好みで
親近感があります。
また、こちらを原作としたドラマで
西島秀俊さん主演の
「シェフは名探偵」を
ティーバーで視聴していたのも
良かったかな。
数々のフレンチが登場するので
お料理のイメージが膨らんだかも。
物語のキーでもあるホットワイン
「ヴァンショー」も
ドラマに登場。
今年の冬こそ
作ってみたい
今回の第四作目で改めて思ったのは
”フランス料理店の賄いって、いいなぁ”
ということ。
“ナッツのような深いコクありという
モンドールを使用したグラタン”
とか
なんて素敵な賄いなんでしょう
実際のビストロではどうなのか
わかりませんが、
アルバイトできるものならしてみたいな
なんて、
憧れを持ってしまいました
あと、やはり時期的なものもあり
コロナによる営業自粛や
ロシアがウクライナに侵攻したことにより
あらゆるものが値上がりした
(小麦粉、乳製品、そして運送代も)
というようなことも描かれていました。
そのあたりが
同じく近藤さんの著書である
「それでも旅するカフェ」より
深刻に描かれていたような気がします。
でもそうよね、あちらはカフェだけど
こちらはフレンチビストロ。
フォアグラ、ワイン、チーズ。
フランスからの輸入に頼り切りのものが
多くありますしね。
現実として
飲食店は軒並み閉店に追い込まれ
大変だろうなぁとは思っていました。
小説ではありますが
ビストロ・パ・マルの様子を見ていて
それが切実に
垣間見えた気がしました。