先日道端で久々にお見掛けした為
ご近所さんであるそのご婦人に
お声をかけさせていただいたところ、
 
「あなた、どちら様でしたかしら?」
 
と不思議そうにこちらを
眺め返されてしまうという
ショッキングな出来事がありましたガーン
 
本当に
まるでわかっていらっしゃらないような
面持ちでしたので、
 
もしや?と、すぐさま
ことの重大さを
察しはしたのですが、
そのご婦人に限ってまさかそんな…という
思いもあり、
一瞬耳を疑ってしまいました。
 
何故なら
コロナ前は頻繁に
ご挨拶させていただいていた仲の
ご婦人だったので。
 
その一件を帰宅して義母に話すと、
 
「○○さんはどうやら
若干アルツハイマー気味らしいのよ」
と言う…。
 
やはりそうだったか…、
と思いながらもびっくりです。
何故ならそのご婦人は
かつて学童の見守りや
奉仕活動、
その他もろもろを勢力的に
行われていた方だったからなのです。
 
ちなみに、
「どちら様?」と聞かれた後は
大きな声で
「ご近所の◯◯です」と
伝えてみたのだけど、
全くわかっていただけず…。
 
このようにアルツハイマーになって
しまった方は
ご近所には他にもいらっしゃり、
実はどなたもコロナ前は
しゃんしゃんと日々活動的に過ごされ、
しかも現役中は
バリバリのキャリアウーマンだった方々。
 
コロナ禍で一気に出歩けなくなり、
孤独が襲って来てしまったからのか。
 
もちろん地域の高齢化ということは
否めません。
 
 キラキラキラキラキラキラ
 
裏のおじいちゃん。
 
「私のまわりはもうみんな
あの世なんだよ。
私だけ元気!」
 
とか2日前にそんなことを言って、
旅行先からのお土産を下さったのに、

 

翌々日の朝、

救急車で病院へ搬送され、

そのまま

あの世に召されました。

 

熱中症。

 

亡くなる前日も

お庭にいたおじちゃんと

お話をさせて頂いていた為、

一夜明けてこんな訃報が

飛び込んで来たことに、

かなりショックを受けております。

 

私がこの地へ引っ越してきたのが

17年前。

息子が幼稚園に

上がるくらいの年でした。

 

あの頃の光景が蘇ります。

 

まだまだ皆さんお若くてお元気で

自治会の集まりにはお菓子を持ちよって

ワイワイと。

 

私が下の子を妊娠した際は

至れり尽くせり。

身重の身体に

よいものをお持ちいただいたり、

 皆が赤ん坊の誕生を

待ち侘びて下さっているのが

よくわかって、嬉しかったな。

 

ついでに自治会について書くと、

なんと

お若い世帯なんぞは

自治会に入らない

という方も最近はいらっしゃる。

 

しかし地域の

ゴミステーションは使うわけでしょう?

お掃除当番はされないのに?

 

災害が起きた時は

防災設備の利用、しなくていいの?

 まぁ、そうしたご世帯は

ご自宅に防災グッズを

用意されるから大丈夫なのでしょう。

 

ただし、

戸建住宅は

災害時の公助が遅れるから、

ご近所同士で自助しないと

助からない場合が

多いといいますよ。

(自治会設置の防災設備を使っての

自助訓練も受けているんです。)

 

もちろん自治会に属されていない方が

いざ災害の時に

助けを必要とされていれば

人として見捨てるわけにはいかないから

自治会設備を使用し

見殺しには決してしないとは

思いますが。

 

と、諸々の説明を

若いご世帯にやんわりとお話すると

最後には必ずご理解いただけ、

ほぼ100%の方が

入会されるようですよ。

 

なんや、結局みなさん最終的には

入ってるんやーん、

てことですおいで

 

キラキラキラキラキラキラ