ハイ
ということで、
2020年本屋大賞ノミネート作
「店長がバカすぎて」
売れたらしいですね〜
すごく面白かったです
あらすじ
谷原京子、二十八歳。
吉祥寺の書店の契約社員。
超多忙なのに薄給。
お客様からのクレームは日常茶飯事。
店長は山本猛という
名前ばかり勇ましい「非」敏腕。
人を苛立たせる天才だ。
ああ、店長がバカすぎる!
毎日「マジで辞めてやる! 」と思いながら、
しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は──。
空気読めない系・的外れな店長に対し、
いつもイライラしている書店員の京子。
確かに上司がこんなだと
部下はたまらない・・・
というのはわかるのだけど、
最初の方、正直私は
イライラしている京子の方に
イライラしてしまった。
私も若い頃は
何かに対してたいした努力もしないのに
また、自分じゃできもしないくせに
怒ってばかりいたなぁとか、
そんな過去の自分
（今の自分でもあったりして‥）
と、重なってしまったのかも
しれません。
それか、あとね、
このバカと言われている店長、
天然なのだとは思うのですが
キャラが相当面白いんです
なので、私的にはウケてしまう。
半分まで読んだ時点で
店長ファンになってしまった私。
ドラマになるなら店長役は
小日向文世さんか、
東京03の立ち位置が真ん中の方が
いいなーなんて、
想像しながら読むのも楽しくて。
京子には悪いのだけど、
「あなたも”天然”の良さを
もう少しわかるようになれば、
一皮むけるわよ
」
なーんて、
アドバイスしてあげたくなりました。
まぁ、私は一読者であって
部外者ですから
そんな呑気なことが
言えるのかもしれませんね
あ、ちなみに主役の京子役は
黒島結菜ちゃんか
葵わかなちゃんか悩んだのだけど、
やっぱり・・・
永野芽郁ちゃんがいいな
店長に怒り狂った芽郁ちゃんを
見てみたいかも。
あと、京子には苦手なお客が
3人ほどいるのだけど、
クレーマーや
立ち読みを頻繁にしている人などは
わかるとして、
書店員さんて、
お客さんのことを普段から
よく見ていらっしゃるのかなぁ～
なんてちょっと思いました。
私、よく訪れる
お気に入りの本屋さんがあって
一時間くらいうろうろしていても
一冊も買わずに立ち去ることも多いので、
万が一覚えられていたとしたら
「また来たわ、買わずの人」
とか思われているのかなぁ〜なんて
少々恥ずかしくなってしまいました。
（自意識過剰？）
また、書店員さんの普段のお仕事が
よくわかる、
マニュアルのような本でもありました。
売れ筋の本がその店には何故置かれていないか、
とかいうようなリアルな裏話も
そんな”お仕事小説”
ラストはすっきり。
京子の気づきや成長が
自分のことのように嬉しかったし、
店長のミステリアスな部分が
次回の続編で明かされるのか？
期待してしまいます
何をしたいか知りませんが
アルバイトに憧れる娘がいつか読むかな？
と思い、
他にも何冊かあるお仕事小説と共に
本棚の目立つ位置に
置いておこうかな‥
と思ったけど、、、それはやめた
京子には仕事に行き詰まっても、
保険がたくさんあるような気がしたので。
人生そんな
上手くはできていないからね〜
続編、まだ文庫化されていないのですが、
買おうかなぁ？
続けて読んでみたいな
今日のおやつ。
カルディで２つ選り取り
お得に売られていたので、
久々に購入したケトルクックチップス。
ナチュラルな塩味が好きで、
手が止まりません
