西條奈加さんのお江戸和菓子
「南星屋」シリーズ。


いつかのブログに第一巻

「まるまるの毬」について

書かせていただきました。

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今回は第二巻

「亥子ころころ」を読みましたニコニコ






主な登場人物はもちろん前回と変わらず

親子3代で和菓子屋「南星屋」を営む

治兵衛、娘のお永、

そのまた娘のお君の3人。


今回は店主である治兵衛が、

うっかりと

手首を怪我してしまうところから始まります。

さあ困った、菓子が作れないキョロキョロ


そこへ

たまたま救世主のように現れた

腕の良い菓子職人・雲平。


3人と雲平の関わりが温かく、

話が進めば進むほど

いい人に巡り合えて良かったねぇと、

治兵衛が持ち合わせた運の良さと

雲平という人の人となりを想像して

嬉しい気持ちになっていった。


イヤミスや心理戦、グロさ満載の小説に

少々飽きて来ているので、

暗い気持ちに陥る要素がほとんどない

こんな人情ものに

最近は滅法惹かれるなぁ〜。



甘党ではないけれど

和菓子の甘味には惹かれるお団子


今回のメインである亥の子餅。

そのころころした可愛い姿形が目に浮かび、


ほかほかと湯気がたちのぼる

小豆煮の香りが漂って来そうな、


そんな和菓子屋の物語は

読んでいるだけで幸せ。


ほっこりした気分になれること

間違いなし照れ


色恋沙汰もあるのが

ほど良い薬味となっていて、いいOK




キラキラキラキラキラキラ